年明けにBOOK・OFFが書籍全品2割引というセールをやったので行ってきました。
今回買ったのは
水木楊「誠心誠意、嘘をつく」…三木武吉という政治家の生涯を描いた本です。政治史で、決して自分が天下を取ることはなかったものの、独特の存在感を示した「政界の大狸」こと、三木武吉。
以前さいとうたかをの劇画で興味があったので購入しました。
アラン・ワイズマン「人類が消えた世界」は書名通り、地球上から人間がいなくなった時、どのような事が起きるのかを学者が検討したドキュメンタリーです。前にも読んだ本ですが、もう一度読みたいと買い直しました。
影山英男、小河勝「学力低下を克服する本」…私は学習支援のボランティアをしています。このボランティアをしていると、自分がいかに恵まれているかを感じ、こちらからの「これ位出来るだろう」という思い込みがいかに間違いなのかを思い知ります。
より良い活動を行うために、背景知識と対応法を学びたくて購入しました。
佐々淳行「連合赤軍『あさま山荘』事件」…これは20年くらい前に読んだ本です。昨年の暮れに著者が逝去されたので、「いつかは読み直さないと」と思っておりました。
佐藤優「私のマルクス」…タイトルだとマルクスの解説書か?と思いましたが、佐藤さんの本は読み応えがあって面白いので、ロクに中身を見ないで購入(後で、パラパラでも見ておけば良かったかなぁ、とも思うことに)。
日下公人「日本精神の復活」、見城徹「読書という荒野」はまだ開いていませんが、書名はどこぞやで知っていたので、この機会に購入しました。
これで、1600円ちょっとですよ!!安っ!!!
本好きにとっては、破格のお値段です。
大満足の収穫に、ホクホク顔で帰宅しました。
しかし、好事魔多し!!
さて、買ってきた本を読もうと、佐藤優さんの「私のマルクス」を開いたら…
こんな感じで、傍線書き込みがギッシリ!!
ドッグイヤー(ページを折ること)もあちこちに。
…いやぁ、もう少し見ておけば良かったかなぁ。
でも、80円プラス税を支払い、この本を所有しているのは僕です。書き込みぐらいでめげている場合ではありません!!
古本屋とお付き合いをしていると、この手の本はよくお目にかかります。
だから、最近は書き込みを邪魔にしないで「書き込みを見ながら、前の読者がどんなところに興味を持って、何に反応したのを想像する」ようにしています。
今、読んでいるのですが、前の読者の方は本の選び方、読み方に特に興味を持っている様子。
鉛筆だけでなく、赤と緑の二色も使っています。まだ、チラッと見ているだけなので、この色の違いがどのような意味を持っているかは、サンプルが少ないためうかがい知ることは出来ません。
…まぁ、そんなかんだで100ページちょっとを読んだわけですが、たまに前の読者と僕の傍線ポイントが同じことがある。
なんか縁もゆかりもない前の読者と、「君もここに何か感じたんだな!」と勝手に面白がっています。
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