偏差値70のSくんに勉強の仕方を教わった話

勉強のコツ

今でこそ、40歳を超えても勉強が好きで、何か新しいことを学ぶことが趣味の僕ですが

中学生の時は、それほどマジメではなかったんです。

小学校の時は、近所のソロバン教室の算数の手ほどきを受けることと、小遣い稼ぎのコラム筆写以外は、それほど勉強しなくても何とかなってました。

ところが、中学に上がるとちょっと様子が変わってきました。

つまり、定期テストで順位付けがされるようになりました。そうすると…

上位グループはいつも同じ面々。

一位の常連で後に開成高校→東京大学へと進んだM君を筆頭に、そのM君から1回一位を奪ったA君、などなど他所の学校行けば学年1位行けるんじゃね?というS級がゴロゴロ。

対する僕は300人中、100番くらいを行ったり来たりの「中の上」でした。特にネックだったのは数学と英語。ここで点を落としているのが痛かったです。

中学の師匠、Sくんとの出会い

林間学校の時、なんかのきっかけでSくんと仲良くなり、ウチに入り浸って「いただきストリート」をやりまくってました。

今でもスマホ版で楽しめる「いたスト」ですが、元祖はこのファミコン版。複数プレーも可能で昔よくやってました

Sくんは性格的にはちょっと偏屈なところがありましたが、僕も当時は陰気なところがありましたし、その辺がウマが合ったんでしょうね。

まぁ、この「いたスト」を2人でやりながら

「ねぇ、Sくんはどうやって勉強してるの?」と聞いてみました。

実はSくんは、当時の業者テストで偏差値70を叩き出した秀才だったんです。

ほかの「スゴい」人には余り聞けないこともゲームをやりながらなら聞けました。

そうすると、彼はゲームをやる手を止めて…

「じゃあ今から鳳美堂へ行こう!」と言ってくれました。

鳳美堂は当時地元で一番大きな書店で、学習参考書の品揃えが豊富だったお店です。そこで彼がおススメしてくれたもの、それは…

教科書ワークでした。

この教科書ワークを、彼は使い方まで指南してくれました。

一つ、書き込まずノートに解くこと

書き込むと次に解くときのヒントになるから。初めて解くつもりで必要な知識を出し入れする訓練をしなさい、って事ですね。

一つ、繰り返し解くこと

問題なんて「定番」なものをそのまま出すか、ちょっと一捻りしてあるだけなんだ。量より回数!基本が出来ればあとは組み合わせで難易度を上げるしかない。したがって、基本、つまり教科書の内容を徹底的に身体に刻み込むこと。

一つ、1日8時間勉強しない奴は人間じゃない!!

…最後のは当時Sくんの口癖です笑。

勉強しろとは言われていてもやり方まで教わったことなかった。

それまでは、「勉強しろ」って言われても、やり方まで教わることがなかったんですよ。

Sくんは、そこで具体的な教材を示して、具体的にやり方を教えてくれました。

当時の僕にとって、なんでも話せる仲の、できる子に教わるって言うのは説得力充分だった

やり方は教わった!あとは実践あるのみ!!

親に教科書ワークを購入してもらい、言われた通りにやりました。

次の定期テストから、ジワジワと効果が出てきて50番くらいまでには迫るレベルにはなって来ました。

同じ頃から、学習塾の英語、数学に加えて国語も受講するようになりました。

国語って受講者少ないから上から下までひとクラスでまとめていました。

私の国語がまんざら上位グループに劣るわけではないこと、あと上位グループがめちゃくちゃ勉強してる事に刺激を受けて、成績は上位グループのすぐ下の第2グループの真ん中くらいに潜り込むことが出来ましたね。

「大学に行く」ためにいい環境が整った母校である難関私立高校に行けたのは、間違いなくSくんのおかげでした。

その後…

中学校を卒業しても、師匠Sくんとの付き合いは続きました。

Sくんは私よりさらに上の私立高校に通うようになったのですが、どうも学校が合わなかったみたいで長期的に休んでたこともあったみたいでした。

一番ショックだったのは、一浪の時にSくんと僕はたまたま同じ大学の同じ学部を受けて、

僕が受かって、Sくんが落ちたことです。

教えを受けてから、6年後のことでした。

その後も、付き合いは続くには続いたのですが、共通の友人に

「アイツ(僕)は君の悪口言ってたよ」というような中傷めいた事を言っているのを知り(僕も逆パターンで同じことを言われた)

共通の友人と「アレはどうもおかしいから彼とは距離を取ろう」

ということで、縁が切れました。

悲しい話なのですが、長い人生だというのはこういう事もあるんですかねぇ。

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