しくじり英語学習法①〜英語雑誌編

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英語の独学を20年ほどやっておりますと、「こりゃ大失敗だった!!」という話が両手に余るくらいにはたまってきます。

そんなわけで、そういう失敗談を書いて後学のみなさまに役立ててもらおうと書いてみます。

栄えある?第1回は『英語雑誌』です。

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大学生がいきなり『TIME』で玉砕!

さかのぼること、20年前のお話です。

一浪で大学入学を果たした私が最初に手にしたものは、なんと「TIME」でした。

向こうのインテリさんが読むような雑誌にいきなりチャレンジしたのです。

当時、松本道弘さんという英語達人がおりまして、彼のお話に感化されたものです。かれは英語の雑誌TIMEを隅から隅まで読んで、海外に出ることなく英語を極めたという人物でした。

たかが、大学受験の英語を薄らぼんやり理解できる程度の私が、『これだ!!!!』と乗っちゃったのが間違いの始まり。

その時から一年ほどTIMEを買い、読み切れず廃棄するという無駄をやってしまいました。

大体、雑誌なんて週刊ベースボールくらいしか読んでない人間が、世界の動向を書いたTIMEのような高尚な雑誌なんぞ、日本語でも読めるわけはないわけなんですが。

しくじりその①日本語で読めん内容が英語で読めると思うな!

『リーダイ』に転進!またも敗

そして、懲りずに今度は別の人から、『TIMEよりリーダイがいいよ』と勧められました。

リーダイ…Reader’s Digestというこれも英語雑誌です。TIMEに比べて「読みやすい」文体が好まれていました。

しかしこれもダメ。

半年ほど…買っては放置をし、無駄遣いを繰り返しました。

「日本人なのだから、もっとレベルを下げて学べる教材がいいのでは?」

そう考えた私は、大枚はたいて「1000時間ヒアリングマラソン」を受講。

アルクという出版社が毎月、CD2枚と英字雑誌、それに学習用の冊子を2冊送ってきます。しかし続いたのは最初の2週間。

その後1年近く、未開封の教材をため息交じりに眺める日が続きました。

まぁ、そんなわけで私の部屋には2,3ページだけ赤ペンでぐしゃぐしゃに書き込まれ、その後は新品同様の英字雑誌が山と積まれたわけであります。

しくじりその②出来ない理由を教材のせいにするな!

身の程を知らなかった昔の私

何が悪かったか?今から考えると一目瞭然!

レベルが高すぎたということです。

日本語でもまともに読めない代物を英語で読もうなんて行為ほどムチャな話はありません。

そして、「手も足も出ない教材をいくらいじくってみても、得るものはほとんどない」ということです。

1000時間~はやり方次第ではどうにかなったかもしれませんが、完全消化しないうちから次から次へと新しい冊子が送られてくるスタイルでは、私の実力では太刀打ちできるわけはありません。

今でも、無理でしょう。

当時1000時間ヒアリングマラソンにはとあるブラックジョークがありまして…

これをこなせる人間はもともとその力がある人間だ」というものでした。

そうでもなければ200ページを超えるボリュームの教本を1か月で終わらせ、次の号に直ちに取り掛かることなんてできやしない!という心です。

しくじりその③金をいくらかけたところで努力を買えるわけではない!

ということでした。

当時かけた私の虎の子が、このブログを今読んでいる人たちのお金を無駄遣いさせることがなければ、それなりに世の中の役に立ったんじゃないか、と思うことにしましょう。

英語の勉強で回り道をしたくない貴方に、しくじり英語学習法をぜひ反面教師にしてください。バックナンバーはコチラから。

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