今朝は、朝から伊丹十三さんの『タンポポ』を見てました。
宮本信子さん演じるタンポポが、山崎努さん演じるゴローたちの力を借りて行列のできるラーメン屋さんを目指す、って映画なんです。
で、ラーメン屋さんの話の間に役所広司さんの演じる白服のエピソードとか、何の関係もない「食」にまつわるエピソードなんかもはさみつつ話が転がるちょっと面白い作りになっております。
個人的には、ホームレスの役にノッポさん(高見映)を見つけたのが収穫?でした。

いわゆる「タンポポオムライス」を作るホームレスのおじさんが、実は高見さんなんです。僕らの世代は『ノッポさん』の方が馴染み深い方ですね。
面白く見終わって、時計を見たら7:30。
むむむ…ラーメン食べたい!
それも映画みたいなしょうゆスープの「中華そば!」って感じのやつが!!
もう、頭の中はラーメン食べたい一色!!
どこに行こうか考えてたら、知り合いのパティシエさんが「ここは昔ながらで旨い!」と話していたお店を思い出しました。
それは、大宮駅東口髙島屋裏の多万里食堂。
開店時間を調べたら11:30。朝メシを食べずに大宮に向かいました。
さすがというか、開店前から行列が出来てます。回転すると、入り口の隣にいたおばちゃんに注文を伝えて、お金を払うと、プラスチックの札が貰えます。
今回頼んだのは、チャーシュー麺(950円)。
待つことしばし、チャーシュー麺が来ました。
うーん!これぞ昔懐かしい「中華そば」ですね…早速いただきます!
で、お箸で麺を引っ張り出してみると、おおっ!!
そうめんくらいの太さの細い縮れ麺です。
そういえば昔はこのくらいの太さだったなぁって思い出しながら啜ります。
スープは今の濃い味に慣れてると、ちょっと薄いかなぁと思う味なんですけど、慣れるとこのくらいの濃さがちょうどいいなぁって感じられます。
味がベタッとしてなくて食べ終わるまで飽きがこないんです。旨味がじ〜んわりくるのがいいですね。
メンマはちょい甘め、チャーシューは脂身少なめでアッサリしてて美味しい!
夢中になって食べてたら、あっという間に完食!!
あー、美味しかった!!
コメント