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90年代プロ野球をネタにバカバカしい話が満載の怪作「荒川道場」を読む

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真夜中…久しぶりにバカバカしいもので頭を満たしたくなって

ほりのぶゆきさんの「荒川道場」をダウンロードして読んでました。

大学時代、私は雑誌編集サークルに入ってたのですが、ココは正直変人の巣窟で、そんな諸先輩方がのこした古本が山のように残されており

そこから借りパク…もとい救出した一冊がこれで、友人に貸したら結構バカ受けしていました。なつかしいなぁ。

前は竹書房が版元だったけど、なにしろ30年近く前のコミックなんで、当然絶版となり

どうやらゴマブックスが電子書籍で復刻したらしい。

…内容は、というと、ほりのぶゆき先生の作品の持ち味である「ゆるくて、ムチャクチャで、バカバカしい」シュールな笑いが展開してます。

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当時のトピックはメチャクチャネタにされてる

できた頃のYahooドームは「屋根が開閉する」と話題になると

「ダイエーの2軍がカズ山本に鞭で叩かれながら肉体労働で動かしてる」なんてのがあります。

当時の有本2軍監督をしばきあげるカズ選手

当時の有本2軍監督をしばきあげるカズ選手、この本の中では「顔は怖いが結構いい人」と別の話でもネタにされてます。

2軍がなんで、そうまでして福岡ドームの屋根を動かすか…そのトホホな理由は実際に読んでお確かめください。

もう何でもありだから、代打に生きるホークスの選手を描いた

あのマンガのパロディ「ぶよさん」は

あぶをぶよに変えるという超安直なアイデアながら、読んだら思わず失笑まちがいなし。

血を吸われると痒いらしい(´・ω・`)

 

ちょーど暗黒時代だった阪神なんかのネタもブラック度maxで

外回りの時に受けたテレビのインタビューで

「阪神が優勝」と言ったばかりに職場で非常識な人間と叱責され、

アパートも追い出されたファンの悲哀を描いた

「虎吠える」は恐ろしくシュールで笑えます(´・ω・`)

特撮、アニメファンにはニヤリとするパロディ多数

特に、プロ野球ネタと70年代特撮、アニメネタの融合みたいなのも多いです。

たとえば、今やレジェンドのイチローも、当時はこういう名前無くって、ポコスカヒットを打つもんだから

ほり先生にネタにされてて、「イチローつながり」でキカイダー01みたいにされてる(´・ω・`)

あと、アンチ巨人にV9巨人がゴルゴダ球場で十字架にさらされ、超人Gキラーを開発、長嶋茂雄打倒に燃える話なんて

…どう見てもウルトラマンAのゴルゴダ星のパロディだし(´・ω・`)

王さんと言えば「ナボナ」、柴田勲さんはCMの「オロナミンC」ですか(´・ω・`)。

とまぁ…私のような「おじさん世代」には懐かしくもおかしいネタが満載なんであります。

ぜひ暇つぶしに手に取っていただきたい。なんなら、kindle版だと2025年6月現在 kindle unlimited で無料で読めます。

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