新型コロナウイルスの影響で散々な毎日が続いております。
このところ、学習から遠ざかっておりましたが…久しぶりに「あれ」を読み直して今年を締めくくることにしました。
以前、通読した『いっきに学び直す日本史』です。
通勤時間に通読するルールを設けて、これを読んでみたら、1年の予定が2ヵ月で読み通せたので、今回は残り二か月を切る段階で今年中に読み通してみようと思います。
きっかけは、最近靖国神社に参拝するようになったから
最近、靖国神社にご縁ができまして、一月に一回くらいのペースで参拝をしています。
行ってみると、なんで今の日本はこうなのか?ってことを結構勉強することが多いんですよね。
遊就館とか見学してても、日本がどう歩んできたのか、先人たちがどう生きたかに触れて
「ああ、やっぱり自分は日本人なんだな」という思いを強くしました。
もちろん、遊就館の考え方は考え方で日本人としては深く胸を打たれるものがあるのですが、
もーーーっと大きな視点から歴史を俯瞰するなら、昨年読み通した、この本を読み直すのが一番いいのかな、と思っていました。
スタンスの異なる二本の柱で「日本の歩み」を捉えなおしたい
この本は、プロデュースした作家の佐藤優さんも述べていますが、センターレフト、やや左寄りの視点で日本史がつづられています。
一方で遊就館の史観はセンターライト、やや右寄りといったところでしょうか。
どちらがいい、というのではなく、極端に走らないようにするなら、この二つの視点を両方持っていたら、バチっと柱が定まるのでは、とも思っています。
私は昭和53年生まれで、当然戦争の体験はありません。
ありませんが、この時代に生まれた強み、つまり「冷静に時代を捉える冷徹な歴史観を養う」ことができる位置にいるのだと思います。
当時、当事者ではなかった適度な距離感が養えたらいいかなと思っています。
電車に乗るときは、この本を読む!
とはいえ、私も一介の宮仕えの身ですから、一日中読書ばかりやるわけにもいきません。
だから、毎日乗る電車の中、ここをこの本を読むのに当てていこうと思っています。
昨年のチャレンジの時は、1年かかることを覚悟していたのですが、
予想に反して2か月で通読できたので、今回もそれぐらいで、と考えています。年末って毎年忙しいんですよ。
仕事柄、年末年始の発行で1・5倍くらいの負荷がかかる。
こんな時期だから、ちょっとでも、別のところに「現実逃避したい」という気持ちの表れとも言えなくもないのですがね(苦笑)
Kindleを持っている方は、2冊を一つにまとめた電子版が便利です。
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