私、取材のたびに気になる「もつ煮」の店があった。
それは、かぞの「もつ煮込みみつ子」というお店なんだけど、ここは食堂ではなく、自動販売機があるだけのお店。
外回りでもつ煮を買ったら車内で傷んでしまうし、どんな味なんだろう、と気になって仕方がなかった。
それで、先日ネットで検索をかけたら、入間に食堂があるという。
自宅から一時間ほどのドライブになるけれど、行ってみることにした。
自宅からまず、川越に出て、16号に入って、ロッテの狭山工場を抜ける。三井アウトレットを通り過ぎ、ちょっと走って脇道に入って、すぐの場所。
正月休みで空振りになったらどうしよう、と思ったけど、ちゃんと営業していてホッとした。
一車線しかない道なのに、大きな自前駐車場を確保しているところに、何となく人気店の風格があふれている。
オープンにほぼ合わせるように入店したんだけど、すでにお客さんがいるのにビックリ。結構人気のお店みたいだ。
まずは、券売機で食券を購入。注文は厨房に自動的に入るみたいなので、あとはカウンターで待ってるだけである。
注文はとりあえず「もつ煮込み定食」(830円)。あれ?道路沿いの看板より、10円安い??
まぁ、なんかのサービス期間かもしれない。
しばし待つと、カウンターに呼ばれたので出向く。
お盆にはからの茶碗がふたつ。ご飯とみそ汁は好きなだけ盛っていいし、お代わりも自由とのこと。
ご飯を盛っているうちに、もつ煮が到着。カウンターに戻って、早速いただいてみる。
もつ煮には、大ぶりのモツと3分の1丁くらいの豆腐。ネギがあしらわれている。
豆腐が崩れていないのが凄いよね。
さっそく豆腐をいただくと固くなってなくて、中まで味がしみている。
スープも、ちょっと味見。モツと豆腐だけとは思えない野菜のうま味があるのに、そういえばゴロゴロとした野菜が入っていない。
で、モツは大ぶりにカットされてて、柔らかく、程よいプリプリ感も残り、味がしみて実にうまい。
大分食べ進んできて、スープにちょっとたまっている細かな野菜に気づいた。
ニンジン、ゴボウ、たぶん大根も細かくなって入っている。具として入れるのではなく、細かくしてモツと煮込んで、スープの一部で野菜が参加してたのか、と納得。
そんな講釈を頭の中で考えていたら、ご飯がなくなった。そんなわけで、お代わりをして、残りのスープやモツをオンザライスして、さらにじっくりと味わってみた。
これがまた、美味いのなんの。スープを残すのもったいなくって残りの具とスープを白ご飯にぶっかけて食べる。
ご飯とみそ汁はお代わり自由だから、もうちょっともつ煮を大盛りにしても、ご飯が尽きる心配はない。
思う存分、白ご飯ともつ煮込みの「鉄板のマリアージュ」を堪能できるというモノ。
結局、ご飯3杯を食べてしまった。初めてだけどすごくいいお店を見つけられた。
そこまで堪能して、驚いたのが、となりで食べてた一本角煮定食。ドンブリにデデーンと豚角煮(長いやつが)が一本、ドンブリの上を跨いで、味のしみてそうな煮卵もひとつ。
なんか、ハサミを使い、角煮を切りながら味わう図を見ていると、「常道から攻める」精神が揺らぐ私がいた。あっちの方も食べたいが、もう入らん(´・ω・`)。
いずれ、制覇せねばなるまいて…
このお店の詳しい情報はこちらから。場所的には入間のコストコのすぐ近くなんで、付近をお立ち寄りのかたはぜひ。
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↓新聞取材は(忙しいから)断られたけど、あんまり美味しかったので、ブログで書いた鴻巣市広田のもつ煮やさん
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