先日、入間市のもつ煮込み食堂みつ子のお店に行った帰り…
国道16号線から、埼玉県道160号線に入って、川島町へ向かっていたら、寺山交差点で左手にチラッと目に入った、プレハブ造りのもつ煮やさん。
もつ煮込み食べた後にまた、もつ煮やを見つけるというのも変わった話だし、今度行ってみようと場所だけ記憶しておいた。
で、今朝川島町の郷土資料館に足を運んで、朝のひと勉強を終わらせると、
あそこ、ちょっと行ってみるか…となり、足を運んでみた次第。
最近、川越周辺もよくとおるようになって、少しずつ道のつながりを覚えてきたので、こっちかなぁ…で一発。
到着した時は開店直後で、本日一番乗り。
食券を買ってということなんで、券売機の前に立つと、色んなメニューがあって、ちょっとパニクる。
大雑把にもつ煮込みと言っても、みそ、しょうゆ、塩とあり、さらに細かなフレーバーがあって、
どれを選んでいいのか分からん。
くわえて、ライスだけでなく、中華麺、うどんもあって…つまりは煮込みで麺を食べるんだ…と。
こりゃ、どこから入ったらいいんだろ?
…こういう時には、素直に聞くに限るので、お店の人に「初めてお店に来たのですが、どれがおススメですか?」と聞いた。
「人気なのは味噌味ですが、ゆず醤油がおすすめです」というお話。
くわえて「ウチは単品で定食スタイルではないので、一つずつ買ってください」とのこと。
改めて券売機を見ると、にこみ、ごはん、お新香、味噌汁…と確かに単品で券を買うスタイル。
そこで、今回はおススメのゆず醤油煮込み(660円)とライス(200円)のシンプルなセットで選んでみた。
ライスのお茶碗が小さいので「もしかしたら、ご飯が足らなくなるかも…」と心配したが
カウンターの上には「ご飯お代わり自由」という心強い貼り紙が。
さっそく、シンプルイズベストな「もつ煮とライス」で、食べ進める。
モツは柔らかくって、臭みは一切しない。カットは大きめで、嚙みちぎってふたくちで食べ、ご飯を掻っ込む。
ゆず…はネギの中にちょっと皮が乗っけてあるけど、気のせいかあんまり香っていない。
野菜は、ゴロっとした感じで、ニンジン、ゴボウ、大根…あとはコンニャク。王道のコンテンツ。
で、スープをレンゲでずずず…と飲むと、おおっ!?
お口のなかに、柚子の酸味と香りが立ち上る。なるほど!こっちか!?とうれしい不意打ち。
で、あっという間にご飯一杯目を食べ、お代わりを頼み、残りの具とスープでもう一杯を平らげた。
それにしても、このもつ煮の爽やかなこと!!!
だいたい、もつ煮ってさ、材料の臭みをうまく消すのが薬味の役割だと思うんだけど、
ここのもつはホント、臭みがない。ただただうま味爆弾なわけです。
そこに、ゆずの香味が「こんにちわ~」と爽やかな風味を届けてくる。マイナスを消すのではなく、プラスを加えてくるんですよ。
だから、もつ煮のイメージにさっぱりとした余韻を加えてくる。
ここの店主さん、ただ者ではない…
とまぁ、講釈を垂れながら飯を食ってたら、多分やかましい客なんだけど、向こうだってテイクアウトの対応もあるし、色々忙しい。
だから、食べ終わって帰りしなに「いやぁ、もつ煮込みにユズって合うんですね」と驚きの声を出すのに手いっぱい。
若い女性の店長さん、多分おなじこと100回は言われているな。「ありがとうございます」ってユズ同様の爽やかな笑顔で返してくれました。
…今までいろんなところでもつ煮込み食べて来たけど、ちょっとココはいいですね。
こんどは塩味のユズ風味も頼んでみたいな…美味しかったです。
お店のホームページもあるんで、詳しくはこちらから。
【県内の美味しいもつ煮込みやさん】
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