おととい、昨日、今日とハローワークに行ってきた。
とにかく、求人票を見て、これは?と思ったらプリントアウトし、相談して紹介状をもらう。
昨日は、失業保険の認定日というやつで、先月「働いてないか?ちゃんと求職活動やっとるか??」をチェックして申告する日だったけど
その足で紹介状をもらって、求人に応募した。
まぁ、そんな求職中な人間だけど、実は今日明日に飢える心配はない。23年間、前の会社で働いている時も、
「いつかはこんな日が来るかもしれない」と着々と準備を重ねてきたから。
で、どんな準備を重ねてきたか…それはこのブログで紹介している「弱者の投資戦術」を実践してきたのだ。
私は、そういう所は結構抜け目がない。
ハローワークの帰りに本を買う
で、ハローワークに行って帰りにコンビニに寄ったら、こんな本があった。
山崎元さんのベストセラー「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」のマンガ版である。
買った後で、そういえばkindle版あるのかな…と思ったら
今Kindle unlimitedで無料で読める本だった。
なんてこった(´・ω・`)。
まぁ、それならこの本をレビューして、せめて払ったお金を活かそう、と思った次第。
で、読んでみたんだが…うん、フツーのことが書いてある。
だが、この「フツー」が守れていないから、みんな道に迷うんだよね。
資産運用というか、お金の使い方をちゃんと見直せる構成がいい!
この本はマンガパートに、彼氏と結婚したい女性(表紙の子)が出てくる。
彼女なりに将来に不安を抱えているらしく
・銀行でおススメの金融商品を聞く
・「家族の愛」と勧められるままに色んな特約が付いた保険を契約しようとする
・マンションを買おうとする
の3点セットを契約しようとする。
そこに、なぜか昏睡状態のオッサン(山崎元さん?)が生霊で現れ、「それやっちゃ、いかーん!」と引っ掻き回す、というのが前半の内容。
私自体、そんな高給取りでもなかったのに、
今なんで求職中の身分で、次をじっくり腰を据えて振舞えていられるか…
率直に言って、「自宅のローン、高額な保険、儲けを生まないけど手数料だけ高い金融商品」の3点セットを買ってないから。
この3つの何がダメかというと…守るべき家族でもない人に
「自分の稼ぎをせっせと貢ぐような行為(しかも、金がない時も要求される)」だから。
生霊山崎さんがその化けの皮を引っ剥がして、じゃ本来どうしたらお金が増えるか、と教えてくれるわけです。
…じゃ、どうするか。これは超シンプルで
・ネット証券に口座を開いて持ってる資産を個人向け国債10年型とインデックスファンドに投資する。
・最低限のエネルギーで↑をやったら、あとはしっかり働いて「稼ぐ力を養う」。
それだけを示してみせる。章末には文章が苦手な方のために、まとめコーナーも短くまとめてあって2時間あれば読めるのもいいですね。
ちなみに、持ち家を持っちゃった人のためのフォローを
さっき挙げた自爆3点セットのうち、銀行で高い手数料の投資信託を買う、使わない保険を高い金をかけて支払う、は
正直、今日からやめられるんだが、
一番難しいのは「ローンを組んで家を買っちゃった人」ですね。
これに関しては、私…「自分が決めたことだからいいんじゃない?」というようにしている。
私は賃貸住まいだけど、両親の「持ち家」へのこだわりはそれはまぁ凄いもんで
そういう人に「持ち家をローン組んで買うデメリット」を説いてもあんまり意味はない。
実際、私の実弟は3世代住宅を買っているし、そこでの生活は楽しそうだ。
いいのよ。そこで家族が育ち、快適な環境で自分が頑張れる…って一面もあるから。
ただ…家を買うってそれだけ大きな買い物だから、覚悟はしとかなきゃいけない。
間違っても、後先考えず、セールストークに乗ってオプションをモリモリにして、
今ギリギリで支払えるなんて価格まで吊り上げちゃダメよ…って話。
昔、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で、一生の憧れだったフェラーリを買うためにそれ以外を全部ぶったぎって
フェラーリで暮らす一家がでた話があったけど、それに似ているよね。
なにより、不動産は「ローンの支払いが終わらないと、自分のものにならない」し「売りたい時に売れない可能性」もある。
だから、持ち家を所有する人は今まで以上に分相応な生活で、もしかしたらあるかも知れないピンチに備える必要があるよね、と。
まぁ、とにかく「収入は急には増えない」のは事実なんで、
普段気が付いたら素寒貧な人は、このマンガを読んで、まず人を儲けさせてないか
そして、残ったお金をどう扱うか…そこのところをキチンと振り返ると、いいかもしれませんね。
【参考文献】
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