山田五郎「オトナの教養講座」新アシスタントで再スタート!第一弾は「ザビエル」

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YouTubeチャンネル開設以来、私がずっとひいきにしてるのが「山田五郎オトナの教養講座」です。

ところが、開設2年を迎えるチャンネルに大激震が走りました。

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【悲報】初代アシスタントワダさん、ご卒業!!【驚愕】

それは…このチャンネルの立ち上げに関わり

長年、アシスタント兼絵師としてご活躍だったワダ女史のアシスタント降板!

私、このチャンネルの魅力って

山田五郎さんのウンチクと、ワダさんのボケが化学反応した面白さがいい、と思ってたんですが…

なんでも「新しい夢を追いたくなった」とのことで、動画制作を手掛けていた東阪企画を退社されてしまったとのこと。

…どうりで最近ワダさん出ないな、と思ったんだよね。

ワダさんのすっとぼけた味わいと、歴史音痴ぶりに癒されていたおじさんとしては非常に残念ではあります。

まぁ、若いうちにやりたいことをチャレンジできるって素晴らしいことなんで

ワダさんには、新天地でもぜひ、頑張っていただきたいと思います。

新アシスタントを迎えての一発目は…ザビエル!!

で、超ド天然キャラのワダさんに変わる、二代目アシスタントは東阪企画さんの社員でなく

山田さんの会社で15年アルバイトをしている、「バイトリーダー」ウリタニさんが登場

どうやら、山田さんと同じ上智大学の出身。

そして、上智はイエズス会が作った大学です。

そんなことから?一発目は皆さま、歴史の教科書でお馴染みのこの絵が話題になりました。

大体、頭のてっぺんが禿げてるの、ザビエルとかいうネタが鉄板になるほど、超有名な絵なんですが

山田さんは、この絵に秘められた謎を次々に指摘して、解き明かしていくわけです。

まず、この絵がどこで発見されたかというと、潜伏キリシタンの開かずのハコから出たということです。

そして、日本で描かれたもの。

さらに肖像の直下に書かれた文字は「聖人 神父 フランシスコ・ザビエル イエズス会士」とあり、

ザビエルが聖人に列された1622年以後に描かれていると指摘します。

さらに、同じ1622年には、長崎の西坂でカトリックのキリスト教徒55名が火刑と斬首によって処刑された「元和の大殉教」もあって

キリスト教徒には厳しい取り締まりが行われている時代です。

つまりこの絵は当時「持ってるだけでヤバいブツ」だったわけです。

そして、この絵をさらに謎解きをすすめていくと…様々なことが分かるんですが

個人的にビックリしたのが

禁教下の日本で、キリスト教の連絡役をしたのは

…実は「〇〇〇〇」だった!という話。

その辺は、動画見たら山田さんがすっごく面白く教えてくれるんで、↓の動画をぜひご覧ください。

ザビエルの軌跡に書かれた「日本」がいちいちツッコミを入れたくなるココドコ?ぶり

さらに、この動画には続編があって

続編は、ザビエルの生涯を追いながら、彼を描いた西洋絵画をご紹介するんだけど

ここで描かれた日本がメチャクチャ、日本ぽくないのがツボ。

例えば、これは…ザビエルが戦国大名である大友宗麟に会って、改宗させたときの絵(ヴァン・ダイク作)です。

これどこの国(´・ω・`)?

白衣がザビエル、赤い服をまとったのが大友宗麟?だとか。彼の後ろにいる武士?はもろ西洋の甲冑に身を固めていて

日本のテイストがかけらもありません。どこからどう見ても、ヨーロッパ。

せめて、テルマエ・ロマエで古代ローマ人に阿部寛を配役するくらいには、顔をコッチっぽくしてくれよ(´・ω・`)。

また、日本でザビエルは死者をよみがえらせるという「奇跡」を起こしたと言われていますが、

あのフランダースの犬の作中でも有名な画家、ルーベンスはこのシーンを劇的に描いています。

だから、これどこの国(´・ω・`)?

こちらもメッチャ西洋化してますやん(´・ω・`)。

いくら現代日本が西洋の影響を強く受けていると言っても、ここまで顔つきまで西洋化しとらんわ(´・ω・`)。

でも、それでも、ヴァン・ダイクよりその師匠のルーベンスの方が「日本を調べて寄せて来てる」と山田さんは主張するわけです。

それは、「よみがえった男の頭」に…

ちょんまげ?載せちゃいました

どうやら、ルーベンスは「日本人というのは、頭のてっぺんに髪をけったいな形にまとめてる」という情報をゲットして、この絵を仕上げたみたいです

日本人から見ると全然、ちょんまげじゃないけど(´・ω・`)。

こーんな感じで、「けったいな日本」が描かれた絵が山ほど見れるのが、後半の面白ポイントです。

また、新アシスタントのウリタニさんは、まだまだエンジン全開とはいかないけれど、

ワダさんとは、また違ったタイプの「できる女性」の片りんなんかも見えたりするんで、今後も楽しみに見て行こうと思っています。

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