この記事では英単語集DUO3.0のsection 5の英文で、読みづらそうなものを紹介します。
「この英文を取り上げて欲しい」という方は、コメント欄からリクエストいただければ随時更新しますので、お気軽にリクエストして下さい。
53.We can’t apply cloning techniques to cattle, let alone human being. it’s forbidden.
直訳すると「牛にクローン技術を応用することは許されないし、人間ならなおさらダメ。それは禁じられている」といった意味になります。
let alone の後ろに続く事案が、前のものよりさらに否定的な強さが増すというのがポイントです。
It’s forbidden. については
クローン技術の生物への応用は、禁止という前提を含みながら誰が禁じているのか、というのを明らかにする必要がないので、受動態の is forbidden を使っています。
主語の it は先行する文章の内容、つまり『クローン技術を人にはもちろん、牛にも応用してはならない』全体を表しています。
54.Whales are classified as mammals.
53に関連して受動態の文章をもう一つ。誰がクジラを哺乳類に分類するのか?
言うまでもありませんが僕ら人間です。
だけど、そんなことをいちいち書く必要はないし、そんなことわかってるので省略するのです。
ちなみに、爬(は)虫類は reptiles といいます。
55.Owing to illness,some representatives were absent from the annual conference.
some+名詞が主語になる場合、「~する主語もいる」と訳します。
これは、中学校の教科書でも結構出るので、見たことがある人が多いかもしれません。
Some students like science very much, and others like music.
理科がとても好きな学生もいれば、音楽が好きなものもいる
という風に、some と呼応させるように、others (~する人もいる)を使ったりすることもあります。
DUOに関しては、さらに詳しく考察している記事もあるので、ぜひご参照ください。
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