私が職業訓練を受講している時に購入した「今年改訂の中3英語教科書」をパラパラめくっていたら
予想外なレベルにまで高くなったことに驚いた。
現役の中学校3年生にとっては、昨年まで使っていた教科書より、さらにワンランク難しさが増した感じでもあり
私の使っていた高1の教科書に、さらに肉薄していて、「本当にこれ、義務教育でやる気?」と当惑することもしきり。
読んでいて「これって何だろう」って表現がアチコチに出てくるし、英語リハビリ組の47歳にとってはその度にウンウン唸り声をあげる暇もない。
教科書を購入したのは「素読用のまっさらなテキストだけで大丈夫」という
私自身の「驕り」も多分にあったが、事ここにいたったら、
このまんまじゃめんどくさくなってやめるだろう自分が容易に想像できたので、この前訓練校に「就職活動報告書」を提出した時に
ついでに教科書を買った本屋で、教科書ガイドを購入することにしました。
めくってみたら…これが実に分かりやすい。
最初から、こっちを買っとけばよかったかな、と思っちゃうレベルでした。
いつの間にか「AIによる発音評価機能」がついていた!
教科書ガイドの独自機能で、私が一番驚いたのが
自分で読み上げた英文をAIが「よく発音できてるじゃない?」「ここ間違ってるね」と教えてくれる
発音評価機能がついていたことです。
これって、地味にすごくて…これまでだったら音声を聞いて、
こんな感じかなぁ…までしか分らなかった音読練習が、自己流を超えて客観的な評価を受けられるというのがすごい。
以前、教科書の音読を行った際、いつの間にか自己流発音になって、慌てて発音の修正を行ったことがありましたが、
これなら、気が付いた時にチェックができます。
正しい発音をつねに維持することって、リスニングにもものすごく大事なことなので
私自身、この機能は画期的だと感じています。
AIの技術はこんなところでも学びに革新をもたらしている…そう感じて、今の子たち本当にうらやましいな、と思った次第です。
痒い所に手が届く解説が◎!
と、同時に…この「教科書ガイド」はご案内のとおり、教科書学習の穴を埋めるために、これでもか!と
解説が行き届いています。
文法なんかも、ちゃんと紹介されていて、これだけでは別途でドリルがいるかもしれないけれど
教科書よりかはずっと親切でポイントを押さえてくれます。
たとえば、仮定法過去を扱ったコーナーでは「仮定法は現実と異なることを仮定している」という
実に大事なことを示しています。
これはそれまでに出て来た if が、「雨が降ったら家にいよう」とかの『条件』とは決定的に違うということを
ちゃんと教えてくれるのです。コレは親切!
社会人のやり直し教材にも、教科書ガイドは使える
以上を考えると、この教科書ガイドは「痒い所に手が届く親切設計」であるところに加えて
スマホでQRコードにアクセスすれば、発音のチェックもできるという
きわめて万能な教材になっていました。
もちろん、教科書にあったテキスト読み上げのQRコードももれなく実装されており
教科書の「完全上位互換」として活用することが可能です。
価格は3,000円+税ということで、教科書を買うより9倍くらい高くなりますが、
取扱書店が限られる教科書と違って、一般書店で購入できるのが、ガイドの強みであり
3,000円払ってもお釣りが来るくらい、ガイドの機能はレベルアップしているので
教科書が難しすぎるとお嘆きの現役中学生にはもちろん、ちょっと英語を鍛えなおそうかなと思っている人にも、絶対おススメできる教材になっています。
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