某業界紙にわらじを脱いで、はや3ヶ月。
まだまだ、学ばなければならない事は山のようにあるのですが、
ちょくちょく取材も任されるようになり、チェック付きだけど紙面に載る機会もいただくようになりました。
指示は「業界史年表」を作ること。
そんな中、ちょっと前におおせつかったのは
「業界史年表づくり」です。
これは周年記念号を作るにあたって掲載されるもので
大まかな仕事はだいぶ前に知ってたものの
「どうやるんだろ?縮刷版を何十冊も首っ引きにやらなくてはいかんのかな?」と
メチャクチャ不安になってたりしてました。
それで先々週のことなんですが、大体のやり方を教わりました。
その前の周年特集号の年表を引っ張り出して
そこにバックナンバーから足りない10年分を足す、というものです。
「あー、良かった。できない事じゃなくて」とホッとしました。
とりあえず、前掲載した年表を探し出し
Wordでテキスト化していくことにしました。
業界紙ならではの「視点」にハマる!
これが…まぁ結構面白い。
年表ですから、項目が並んでるだけなのですが
それまで指導社員の方に聞いた話がパチパチはまって
「あの時話していたのは、コレか!?」と
目からウロコがポロポロ落ちる。
私の仕事、そういう経緯をわきまえておかないとチンプンカンプンなところもありますし
打ち込んでいて「ほほぉ…」と思うことも多い。
そうすると、まずはインターネットで調べて、それでも分からなければ
指導社員に「コレってどういう事ですか?」と聞く。
なにしろ向こうは「生き字引」
それでも分からない事は「誰それさんに聞いてみたらいい」と社内の人を紹介してくれます。
教えを乞うのは大好きなんで、飛んでって話を聞くと
ホント親切に教えてくれるのがありがたい。
新人ってトクだな。47でもどんどん聞ける。
指示を右斜め上に解釈して、逆に喜ばれる(´・ω・`)
さて…そんな感じで打ち込んでいたら、仕事を振ってくれた方から
「バックナンバーの年表、どう削るかな…」と相談を受けました。
どうやら、上司は過去の年表の「削る箇所」を決めてからテキストデータに起こしてもらうという腹づもりだったようです。
ところが私は、おっちょこちょいだから、削る作業が楽なように、
テキストデータに起こしておいて、と解釈してました。
前の年表って誰が作ったかも定かではないようで、どうやらテキストはない。
でもテキストデータは必ず必要になるから、今のうちにやっちゃって、という事だと。
そんなわけで、過去年表は入力済み。
それで「出した原稿に赤を入れていただけたら、直して出します。指示さえ原稿に入れていただけたら、今からでもできます」と伝えたら
「さすが新聞作ってた経験者だね。段取り分かってる。いやー、助かったよ」と喜ばれてメチャクチャ嬉しかった。
怪我の功名、ですな。
赤字だらけの年表が返ってくるのが楽しみ
で、本来上司に頼まれた「10年分」ですが
これは「とにかくパスを渡す」を目指して作業しました。
単純に縮刷版から年表拾って打ち込んだものなら校正(間違いないかチェックすること)は私にもできるのですが
業界団体の「十大ニュース」の中から、
「一番インパクトのあるニュース」を選べと言われても
イロハのイも分からん人間が選んだら
きっと目も当てられないものを選んでしまうのではないか?
と思ったりもしました。
…でも、すぐ思い直したんですよね。
この仕事やってると、仕事を振ってくれた上司が
「どんな視点をもってニュースを見てるか」
それが分かるんじゃないかと。
作業を通して、「ここが本筋だよ」と教わってるようなもんじゃない?
ホントありがたいなぁ。
そういえば、最初はガチガチに緊張してたけど
ちょっとずつ、冗談言ったり笑ったり、
そんな機会も徐々に増えてきて、
仕事のはずなのに、会社に行くのがメチャクチャ楽しい今日この頃です。
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