久しぶりに、地元の最寄り駅にある丸善に出かけた。
最近はAmazonでポチってばかりで、リアル書店に行くことが少なくなっていたんだけど
やっぱり本屋さんはいい!
リアル書店のいいところって、自分が意図してない本を見つけられることなんだけど、今回は早速、目に入って来たのが、こちら。
西成活裕先生の本は、数学を実際に使うとこんな事ができますよ、ってことを教えてくれるので大好き。
中でも「文系の私に~」シリーズはこれまで、中学数学、高校数学と愛読してきたシリーズ。
もうそろそろ、読みなおそうと思ってたら、今度は算数か!?
こういう時、私「今、この年になって改めて小学生と同じ内容を学ぶなんて…」と恥じらう
…そんな神経は一切ない(笑)
どっちかというと「もうかれこれ40年近くにもなるから、絶対に忘れているぞ、きっと」と思っていたんで、なんかの機会があったら算数を学びなおしてみたいなぁ、と思っていたんです。
それでまぁ、早速購入した次第です。
ざっと、イントロダクションを読んでみると、面白そうな匂いがプンプンします。
目標は、まず数学アレルギーの根本治療。
私にピッタリな内容ですね、もう一つは誰かにおしえられるほど算数マスターになれるということ。
いいですね。ここらで算数とは最終決戦を仕掛けて、数学アレルギーを退治しておきたかったんで嬉しくなってしまいました。
この本は、ド文系の郷和貴さんが聞き手(兼教え子)的な立場に立って、西成先生が分かりやすく会話で教えてくれるんで、読んでいて苦労はないんです。
ざっと読むと、これまで中学、高校の数学を分かりやすく説明してきた西成先生をしても、「算数の本を出すことをちょっと避けていた」と言います。
なぜかっていうと「簡単なものを説明するほど、難しいものはない」からだそう。
そうですよね、自転車が乗れても、乗り方を説明できないのと同じことですわな。ワイなんかも小学生の時は全部、ルーティーンで算数を解いてたから、これはまさに私の事だろうと。
しかも、こういう基礎的な概念って、欠損した時の穴がメチャクチャ大きくなる。
私、ルーティーンで解いてたから算数で苦労した経験はないのですが、それでもこの一節にはちょっと、「ふむ…」と思ってしまいましたよ。
毎回、算数のテストで80点だったとしても喜んでいる場合ではなくて、間違えていたところが、中学校以降でつまづくきっかけになりやすいんです。
(23ページ)
もしかしたら、40年ぶりに自分の頭に空いた、算数の大穴が見つかるかも知れん。
なんか、耳かきでデッカイのが取れるようなスッキリ感を味わえるのではないか、と今からワクワクしております。
まぁ、実際のところ仕事を探さなきゃいけないけれど、こういうときほど関係ない本が面白いんだよね。
仕事探しをしながら、コツコツ読んでいく一冊ができて、電車に乗る楽しみが増える、ってもんです。
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