本は、著者の世界観に従って、様々な話や知識が寄せ集まった宇宙のようなもんである。
したがって、変なテーマで寄せ集まった本は、
一種独特なオーラを放つ面白さを秘めていたりする。
若き日の私にとっては「別冊宝島」シリーズのような、
「おそらくこんなテーマ、ここでしかやらねーだろ!?」みたいな本が非常に大好きでした。
最近は、「日本なつかし大全シリーズ」なんかが、非常にツボである。
これ、ジュース、ご当地おやつ、文房具、自販機から
昭和トンデモ事件簿、昭和トンデモVHSなどディープなネタまでをまとめてて、
非常に楽しいシリーズなんである。
しかし、この手の本はカラー図版を多用してるので一冊あたりのお値段がやや高めであり
当たりはずれが非常に大きいのも特徴。
それゆえに、なんとなーく気になるものの
横目で通り抜ける好事家も割と多い。
好事家でもそうなんだから、興味があるだけの人なんて中々でが伸びないのは当然。
しかし、世の中便利になったもんである。
当の出版社が、手軽に手に取ってもらえるように
Kindle版の「無料ダイジェスト」を作っているからなんである(´・ω・`)
この本のオススメ理由は3つある。
まず「無料」である事。
立ち読み感覚でペラペラめくれるんで、懐もいたまず、手軽に試し読みができるんです。
しかもコレ、レンタルであるunlimitedではないので
アカウントを持ってたらすぐ、落とせます。
ふたつ目は、Kindle版なんで「とりあえず落として入れておく」事が可能なこと。
だから、なんか2、3分暇だな、と思ったらパラパラ見る事ができて非常に楽しい。
そして、みっつ目は「自分の興味がある分野意外のタイトルを見られる」こと。
ひとつの事に興味があっても、人間の頭って横の広がりに目がいくもんで
この本をペラペラやってると「あー、こういうの、あったあった!」と思い出すのが楽しいし
なんなら「このタイトルの方が気になる」というのもしばしばある。
で、出版社もこのタイトルを「サービス」で出すのは
本を買って欲しいからであり
ちゃんとAmazonのリンクが後ろに付いている。
もし、お金を出して読みたい人はここから購入すればいいし
そうでない人も、今まで忘れてたり知らなかったりした事に目が向くキッカケになるなら
「知るを楽しむ」事になって
尚更結構ではないか?
今年は昭和100年の節目だけど、私がガキの頃、ちょっとだけ嗅いだ昭和の香りが
本からは結構楽しめるので
週末の暇つぶし(分量がホント、そのくらい)にぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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