昨日…土曜日ではありますが、朝からお仕事でした。
しかも午前中が水かけまつりで
みんなが水鉄砲で水をかけあって楽しそうだなぁ、と横目に見つつ
自らはカメラを持っていたので「流れ弾」を食らわないように注意しながら
暑ーい中をせっせと取材です。
昼になっても食欲がわかず
かと言って、食べなきゃひっくり返るし。
そんなわけで見つけたのが「北本トマトカレー」ののぼりを立ててた
山形ラーメン、きたもと屋さんでした。
カレーは好きだけど、トマトカレーは食べたことないんで早速注文します。
北本トマトカレーとは?
北本トマトカレーは、2011(平成23)年に埼玉県北本市のB級グルメメニューとして誕生したものです。
埼玉で有名なフライやゼリーフライのように、昔から親しまれていたものではなく
埼玉県北本市をアピールするために開発されたニューカマーB級グルメで、コレは以前紹介した上尾の酒粕味噌ラーメンと同様の経緯をもっています。
1.ライスをトマトで赤くすること
2.ルーにトマトを入れること
3.トッピングにトマトを使用すること
以上三点を満たすことが求められるそうです。
で、なんで北本でトマトなんだ?と申しますと…その昔北本がトマトの生産を盛んに行っていて、収穫時の規格外品もトマトクリームに加工して、
「石戸トマト」として売り出した歴史があるからなんです(元北本市民なんで、小学校の社会の授業で教わりました)。
*実はそれ以前にもトマトをアピールしようとして、「トマト大福」を売り出した和菓子屋さんがあるんですが
…話題性はあったんですよ。
ただ言っちゃなんだけど出た当初はスゴクまずくて、それがネタになり話題になったこともあったりします。
…一応弁護しておくと今は改良を重ねて、だいぶ美味しくなってるんですけどね。
まぁ、独特の味を持つトマトを和菓子にするのはかなり苦労があったでしょうが、
カレーなら鉄板ですから。だって大概のものはカレーにすりゃ美味しく食べられるでしょ?
ラーメン屋さんのトマトカレーを食す
で、暑いしカレーなら食べられるだろ、と北本トマトカレー(825円)を注文します。
まず、ライスに赤い粉が振ってあります。
なんだろと思ったらどうやら北本トマトカレーの定義1「ご飯をトマトで赤くすること」というのがあるんで、トマトを粉末にしたものでしょうね。
で、ルーもトマトタップリで真っ赤。
煮卵が半分添えてあって、プチトマトがこれも半分、ちょこんと乗ってる。
食べてみたんですが、このお店はひき肉を入れたカレーに仕上げてあるみたいです。あと、ラーメンスープで煮こんでいるのがこだわりだとか。
流石ラーメン屋!
味はトマトの酸味やうま味がしっかりしてて、辛すぎずにすごくマイルドで
暑さにゲンナリしている私にも、美味しく食べられる一皿でした。スゲーうまかった。
別のお店はまた、別のアレンジがあるんで、ちょっと食べ歩きたいですね。
ちなみに、この北本トマトカレー。
うま味の塊トマトと日本人で嫌いな奴を探す方が難しいカレーライスの組み合わせ、という鉄板ぶりが受けて
B級グルメコンテストでもおおむね好評で、全国のカレーフェアなんかにも出品してます。
最近ではレトルトのルーも近くの駅で売ってます。
もちろんAmazonにもありますよ。
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