なんか、正月にふとゲーム、それも水滸伝をやりたくなり、Amazonでポチってしまった。
このゲーム、光栄(現コーエーテクモ)が1989(平成元)年に発売したシミュレーションゲームで
ワイはその2,3年後に、父親がPCー98を買ったとき、初めて買ったソフトがこれなんです。
水滸伝 天命の誓いはこんなゲーム
光栄の歴史シミュレーションをやったことがある人は分かると思うんですが
何人かの主人公キャラ(好漢)のうち、ひとりを選んでゲームをすすめます。
自分の国を収入を増やしたりして、仲間(強者)や兵士を増やし、相手に攻め込み領土を奪う。
三国志だと豪族とか、えらいイメージがありますが
水滸伝では一般人(マトモなのもいるけど、かなり893寄りが多い)です。
だから、原作を読むとガチの「ゴロツキ」行動が目立ち
特に李逵なんかは、行く先でトラブルを起こすオラオラなDQNです。
同じ中国を舞台とする三国志だと、全土をクリアすれば終わりなんですが、このゲームは
三国志から900年後の宋の時代に
政府の中枢で腐敗のかぎりをつくす「高俅(こうきゅう)」という男を打倒するのが目的となります。
この高俅、人のことを「無頼漢(つまりは、ごろつき)」と小馬鹿にするくせに、
子分を使って人の財布から金を巻き上げたり、写真のように、ワイロをよこせ、さもなくば攻め込むぞ、と
やたら、みみっちい。
本人はおべっかで生きて来たから大した能力はないものの、
政府機関には超優秀な武将や大軍を従えている。
こっちはというと、最初はひとりっきりの逃亡犯だったりすることがほとんどで、
まだ「ねぐら」(根拠地)ひとつ決まっていないことが多い。
そこから、この高俅をやっつける。これがゴール。
強くなるだけじゃ、勝てない?
この高俅、どこにいるかと言うと、
毎年1月にモンモンとしている徽宗皇帝がおわす
開封府という首都に鎮座してます。

23国が開封。皇帝の勅令が出ないと踏み込めない(´・ω・`)
そしてここは、皇帝の許しのないものは踏み込めない。
ではどうすればいいか?領土を拡大し、名声を高めて
徽宗皇帝から勅令をもらうこと。
徒手空拳の無頼漢である主人公たちからすれば、「開封の道へも一歩から」なんだけど
しかし、これもノンビリしていられない。
なぜなら、このゲーム最大の特徴は「歴史の事件が発動して、強制終了」という罠があるから。
締切は1127年!グズグズするな!?
このゲームの原作、水滸伝は妖術使いが現れたり、仙人が登場したりと
まぁ、フィクションなんですが
歴史的なイベントがあります。
それは北方の異民族国家、金が北宋を襲い、徽宗、欽宗という皇帝を拉致した
靖康の変(1126年)です。
ゲームでは1127年に発生します。
これが起こったら画面中の国が一色に塗りつぶされて
もちろん高俅も我々無頼漢たちにも血の雨が降ったであろう表現となります。
だから、最低でも1126年(一番遅いシナリオでも20年ちょっと)までには開封府に突入して
高俅をボコらなくてはならないわけです。
これが中々スリリングです。
steam版の基礎はPC-98版?
Amazonでダウンロード販売しているこの「天命の誓い」は
steamというプラットフォームから起動します。
だから、steamのアカウントを事前に作っておくのがオススメ。
で、ゲームは私が30年前やりこんでいたPC-98版で
キーボード操作です。
昔やった人なら懐かしい、今やる人は古い操作法でまどろっこしいのですが
やっていくうちに慣れます(無責任)。
あと、このゲーム、セーブ法にクセがあります。
通常画面で16を入力してセーブを選び
上のツールバーから「セーブディスク」を選択し、セーブする。
それで「必ず」16のメニューの真下、終了でゲームを終わらせてください。
そうしないとセーブデータが次回読み込めなくなります。
私、これでせっかくゲーム中最強キャラの花栄をゲットしたのに
データが消えてなくなった(´・ω・`)
くれぐれもご用心ください(´・ω・`)
でも、面白いので、ご興味のある方はぜひ一度プレイしてはいかが?

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