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投資信託に全資産を入れてリーマンショックを迎えた末路

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最近、積立NISAでS&P500や、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー、通称オルカン)を積立投資でやってる人が増えてきた。

ワイが投資の研究を始めたのが2000年を過ぎてから。まずは理論武装だ!と

インデックス投資の古典「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読んでいたら

当時の友人から「マネーゲームは感心しないな」と声をかけられた。

当時の常識から言えば、友人の方が一般的な方だった。

そのことを考えたら、随分変わったなと隔世の感を覚える。

…ところで、話を聞いていると

NISAの積立120万+成長株240万の投資枠を全力で積み上げ

非課税保有限度額1,800万円を積み上げる猛者もいるという。

コレは危ない!なぜかというと「私それやって一回失敗してる」から。

そんなわけで「持ち金を投資信託に入れたらリーマンショックで大火傷した」話を書くことにした。

コレは私の投資人生21年の中の「黒歴史」だが、

欲の皮の突っ張った、当時の私の火だるまぶりを大いに笑っていただき

「こんな事やめておこう」「無茶しやがって」と省みてもらえれば

それなりに意義はあるかなぁ、と思う。

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貯金全額で「さわかみファンド」を買ったらリーマンショックで溶けた

さっきも言ったように、投資をする2、3年前から

どういう風にやるのか、座学だけはたっぷりと積んだので満を持して投資信託「さわかみファンド」(以下さわかみ)を買ってみた。

スタートは、積み立て貯金でできた虎の子200万円に月40,000円の積立である。

そして、今から考えると無茶だったのが

「生活防衛資金ゼロ」という状態だったこと。

銀行に預金口座があるでしょ、給与振り込みをする。

あそこに給料が入ってくると、積立分40,000円を天引きして、さわかみを買っていく。

あとはフツーに使う、以上。

毎月給料日前はピーピー言うわけなんだが、「オレは未来のために投資してんだ」と当人の鼻息は荒かった。

そして、投資を始めてもうすぐ一年という2008年9月、アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻し、

「リーマンショック」が発生。

ちなみに、この日に私が溶かした含み損は20万円(´・ω・`)

この影響は当時の日本にも飛び火。12,000円台だった日経平均株価が、7,000円台まで落ち込んだ。

ちなみに気になる含み損は一番ひどい時で70万。

「バカなことをした」という思いで夜眠れなくなった。

今は余力があっても、投資にあわせて貯蓄を並行してます。

「生活防衛資金として1年くらいは生活できるお金を持ってれば、少なくともスヤスヤ眠れたのに」との教訓からだった。

教訓その1…生活防衛資金は投資に回すな。あくまで5年は使わない金で投資をしろ。

他に貯蓄がないと「将来の伸び代」を摘む

リーマンショックが起きた2008年からアベノミクスへの期待から爆裂的な伸びをした2014年までは元本割れの時期だった。

こんな時に限って、出費がかさむ。

しかし…みなさん思い出してください。この時私、何をしてたか。

貯蓄ゼロ、投資信託積立一本足打法だということを。

そうすると、お金が必要な時は、さわかみを取り崩す。

まだ、プラ転してないのに。

そうすると、積立てて引き出して…と自分でも何やってるかよく分からないようになり

もはや「未来のための投資」から自転車操業みたいになっちゃった。

教訓その2…全力投資した結果「値下がりは仕込みどき」なのに高値で買って安値で売る始末。不測の出費で投資を取り崩さなくて済む手元の貯金はムダではない。「安全域」だ。

せっかくプラ転したのに調子に乗って全部使った(´・ω・`)

やっと来た…ほんとにやっと来たプラ転。

だが、私の資産の雪玉は増えるどころかピタリ…と成長を止めてしまった。

理由はカンタン「増えた先から使ったから」。

厳密に言えば、ちゃんと増えた。最初は。

1日にプラス50,000円含み益が積み上がった。時折取り崩してはいたものの、下げ局面での4年間の積み上げが効いて

それなりにパワーがつき出した。

が、それで気が大きくなって、居酒屋を飲み歩くように。そうすると「付き合い」も増えて

「また増えるからいいや」と積み上げた分をどんどん取り崩していった。

そのうちアベノミクス相場も一服した。

だが、取り崩しは止まらない。そうなると複利の力どころではない。

ダイエットのために「食べない」ことを選んだ人がストレスをためて

ある日一気に爆食いするようなものだ。

教訓その3…複利の力が働く前に取り崩してしまったら何の意味もない。ダイエットと同じでムリをすればリバウンドするから、投資はムリなくマイペースに

幸いにもこの頃からiDeCoが話題にのぼりだし「60歳(当時)まで引き出せない」というデメリットを聞いた時

「これだ!」と。月の積立は23,000円。大分少なかったから

前回の失敗を思い出し、積立銀行口座を開いて生活防衛資金を別途で積み立てていった。

前の会社の退職金や株主の分配金、失業保険の再就職手当などをもらっても

投資に回さずこっちに置いておいている。

おかげで、投資もムリなく続けられている。

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