昔の常識が今の非常識!恐竜の話が子供の頃と激変してて逆に面白い!

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この記事は、以前書いた記事をリライトしたものです。ただ、本そのものはめちゃくちゃ面白いので、改めて修正加筆することにしました。

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恐竜ブランク30年の私、恐竜の本を読む!!

山田五郎さんが新しい恐竜本を出したという話を聞いて、久しぶりに興味が湧き、この本『大人のための恐竜教室』を購入しました。

ちなみにこの段階では私の知識は、昔友達と見た『ドラえもんのび太の恐竜』から一歩も進んでいない状態です。

私、恐竜よりピラミッドとか、ナスカの地上絵とか、もっと「新しい」ものが好きだったんですよね〜(古いじゃん!)

てーか、この「ピー助」は恐竜じゃないことも知りませんでした…

このフタバスズキリュウなどの首長竜やプテラノドンとかの翼竜は恐竜じゃないんだって

知らんかったわ!!経験値ゼロ、レベル1ですな〜。

知ってる知識が全部ひっくり返る面白さ!!

本を読んでみたら、コレが、驚きの連続!

まず、恐竜から現在の鳥類になった事を知らなかった!!

つまり、今飛んでる鳥たちも、祖先を辿れば恐竜ってこと!!!

「ええっ、そうなの!?始祖鳥じゃねーの?」

って思わず呟きましたよ!!

そこから始まって、ページをめくるたびに、知らない事だらけ、持ってた知識が役に立たないと知り

頭真っ白!!!

いいねぇ、僕はこういうシチュエーションになると、ミョーに興奮してしまいます。

「頭突きが強い」と言われてたのに(´・ω・`)

コレまでの知識をひっくり返されたことは、例えば、パキケファロサウルス。

もう、見た目からしてなんかいかにも、頭突きが強そうな頭ですよね。

ダッシュを効かせて頭からガツーン!と突っ込んでいきそうな、そんなイメージです。

そして僕が子どもの頃には、確かに「頭突きが得意」と紹介されていました。

ところが最近の研究では「骨格からして、首が細すぎて、頭突きをすると首が折れる」だって(笑)

な、な、な、なんやてー!全く逆じゃん!?

思わず飲んでた缶コーヒー吹きました☕️

恐竜研究ってマダマダ分からないことだらけ!!

ブロントサウルス?アパトサウルス?ハッキリせんかい!?

あと、ブロントザウルスがいつの間にかアパトサウルスとなっていて、しかしまたブロントザウルスが復活となりそうだと書いてあって

なんじゃこりゃ!と頭がこんがらがりそうです。

どうやら新発見で否定されたことが、新たな資料発見で再度覆ったみたいです。

こりゃ、昔の知識を子どもにひけらかしたら、

「バカなオッサン」だと鼻で笑われそうです。

で、さらに読み進めたら、

恐竜については分かっていることなんて、現段階でも実は氷山の、ほーんの一角らしい。

だから、新たな種や証拠がポコポコ出てくるし、従来の説が否定されて

そのたびに話がどんどん変わってしまい、

久しぶりに読み直すと「えっ!この話違うの!?」という状態になるといいます。

だからこの本の中で、恐竜学者の真鍋真さんが

今の子どもたちに「私が大人になった時、恐竜学者がやることが残っていますか?」と聞かれることが結構あるそうですが、

まだまだ掘り出されていない事実があるので、安心していいみたいです。

恐竜を研究したい人は〇〇を勉強しよう

そして、最後の方には、どうやったら恐竜の研究ができるのか、というお話があるのですが、コレが今まで知らなかったんですよ。

恐竜研究って地質学から入るのかな、地層に埋まってるし…と思ったらコレが違う。

古生物学者といえども、生物学の一種なんで、現生生物の解剖をして勉強しなきゃいけない、とか。つまりは、生物学から恐竜の研究に進む形になるとのこと。

もろ理系ですね。

将来恐竜研究に進みたい方は、今の生物にも広く興味を持ってもらって、

ぜひ夢を叶えて、頑張って欲しいと思います。

【関連記事】

子ども向け入門書でダーウィン『種の起源』を読む…安いけど読みにくく内容の古い岩波文庫より、内容が現代までアップデートされてて、現代の日本人ではピンとこない部分をバッサリカットした超訳版がすごくおススメです。

多分一番面白い西洋美術史の本『ヘンタイ美術館』
昔旧ブログで書いたのを加筆修正しました。今読んでも西洋美術史をここまで楽しく書いた一冊はなかなかないのでご一読をおススメします。

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