仕事が始まって、もうすぐ1ヶ月。
日によっては、かなりくたびれてしまう事もあったりする。
そういう日なんかでも、やっぱり1時間の通勤時間を上手に活かしたい、と思うから
活字だけでなく、マンガを読んでいる。
最近読んでいるのは石塚真一さんの「岳」。
その昔、映画化されたけど、これも結構良かった。
昔、全巻読破してるんだけど、またKindleで一冊づつ買って、コツコツ読んでます。
石塚先生というと、今はジャズの話である、BLUE GIANTが連載中なんだけど
私としては、山の話の方が好き。
自然は無慈悲だが、美しい!!
なんかこう「岳」って、自然の無慈悲で残酷な一面も描くけど
とにかくキレイだな、って思わせてくれるところがいいんだよね。
ブログ主は、そんなハードな登山はしたことはないけど、ボーイスカウト時代にちょろっと夏山登ったりしたことがある。
そこでも結構、遭難しないための心得を叩きこまれたおかげで、
山で怖い思いをしないで、山や自然の美しさだけを味わえたんだけど
作品の中ではホワイトアウトみたいな「白い地獄」なんかの情景が結構あって、要救の人が滑落して亡くなったり、疲労凍死してしまうなんてことも多い。
どこに行ったか、何年も分からないこともザラ。
そんな山だけど、好きな人が引き込まれてしまうくらい美しい一面を見せることもあるし、
それが十分に描かれているのも、大好きな理由。
三歩がとにかく、かっこいい!
なにより、何より主人公の山バカ、島崎三歩がひたすらに好き!
まず彼は生死にあっても行動に迷いがない。
ひでー状態にあってもポジティブで
人を救うことに全力を尽くすし、要救が時に残酷な結果になったとしても
常に受け入れていく。
それでいて、誰にでもやさしい。そして誰よりも山を愛し、人生を愛しているのがたまらなくいいんだよね。
山で暮らし、コーヒーを愛する自由人、島崎三歩の伸びやかな姿を読んでると、
東京で暮らし、缶コーヒー片手にヘトヘトになるまで仕事するブログ主も元気をもらえる気がするんだよね。
目標に向けて、迷いなく突き進む気になってくる
主人公の三歩は「山バカ」なんで、どんなことでも山にたとえる。
だけれど、そのたとえがすごくいい。
大けがをして、辛いリハビリを乗り越えて、再び山に戻って来る人がいると温かいまなざしで喜びを分かち合うことができる
心のでっかさがたまらない。
慣れない仕事も結構あって、毎日が学びの連続であるブログ主ではあるけれど、この道を一歩一歩を踏みしめて行けば、
いつかは、一人前の仕事ができるようになれる、いや一人前の仕事をするんだ!!って
純粋な気持ちになれる。
47歳にしちゃ、ずいぶんピュアすぎる気もするけれど、私も自分の人生を山にみたてて、さあ明日も頑張るぞ
と念じつつバタンキューする毎日を送っているんで、彼の生き様が読んでいて、すごく心地いい。
私も、仕事の山に一歩一歩、気合入れて登ってやるぞ、と高崎線の中で誓う毎日だったりします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。ブログ主のモチベーションになりますんで、この記事が面白かったらTwitterリツイートやシェアボタンで拡散、よろしくお願いいたします。
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