以前、熊谷の八木橋百貨店で巌窟ホテルの写真展に行った際、今どうなってるのか気になって
熊谷から、巌窟ホテル跡地のある埼玉県比企郡吉見町の「吉見の百穴」近くまで足を運んだことがある。
そうすると、巌窟売店なるお店を発見したわけです。看板を見ると…
昔は掘ってる 今は売ってる この頃定食・コーヒー揃ってる
という、中々面白い看板が巌窟ホテル跡地の向かいに立っていたんです。
ところが、お店のシャッターは閉まっていたんです。つまりは定休日。
昨年１０月には空振り
でもまぁ、一回行ってみたいと。看板の文句からして、かなりぶっ飛んでて面白そうだし。
そして今日…午後には天気が悪くなるという予報で、何もすることがないので、じゃ行ってみるか、と午前中に出かけてみることにしました。
今回は…ばっちり営業中でした。よっしゃ。しかも、営業中にはお店の前にロードバイク用のスタンドや写真撮影用のパネルなんかも立てかけてあります。
中々シュールな写真が撮れそうなんで、友人やご家族とご一緒の際にはぜひご利用してはいかがでしょうか。
で、店内に入ってみました。売店というんですけど、食堂みたいですね。おせんべいとかも売ってるんですが、
うどんとそば、定食があったり、かき氷があったりで割と色々ありますな。
中には、マンガでカレーうどんを推していたりしますが…
とりあえず私の外食といえば…そばですよ、そば。
肉汁そば大盛り（８５０円）を注文しました。
店内をぐるりと見まわすと、巌窟ホテルの写真や資料なんかが展示されているコーナーがありますね。
面白いので、パシャパシャとスマホカメラで撮影しておりますと、肉汁そば大盛りが到着しました。
これは…意外なほど、クオリティ高いです！？
他の店なら、もう２００円取りそうな…１０００円位で出てくるようなそばです。なんでも手打ちだそうで、これはビックリ。
すすってみますと…おお、やっぱりうまい。コスパいいです。
フツーに味だけで勝負できます。個人的には冷凍ソバでも出すようなやっつけな営業しているんだろうかと勝手に思い込んでいたのですが、そんな事全然なくて、大満足でした。
んで、ざっとおそばを手繰って、お代を払って出てくると、向かい側の巌窟ホテル跡地がばっちり見えました。
昨年の１０月に来た時はうっそうとした藪に覆われて、入り口がかろうじて見える程度でしたが…
今回は、藪がキレイに刈り取られていて、よく見えます。
もちろん、相変わらず閉鎖されてるし、往年の装飾（描きこみ）ははげ落ちているものの５ヶ月前よりかはハッキリ見えますね。
こちらは昨年１０月に八木橋百貨店の写真展で撮影した昭和５３年当時の巌窟ホテル入り口
この写真展も色々面白かったので、当時の記事をぜひご参照ください。
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