私、30代後半くらいから、田中貴金属工業の純金積立をやっています。
毎月5千円、途中からは金価格が上がって中々増えないので1万円に増額し、100gを目指してコツコツ積み立ててまいりました。
棒ほど願おうが、針にもならない投資の世界
私、投資においては一つのポリシーっつーか、自分を客観視するようにしてます。
それは自分で「今がチャンス!と張り切ったら、欲が裏目に出てしまう」という考え方で
それは、2007年ごろに投資を始めた時に、翌年にリーマンショックでドカッと落ちた経験をしたこと。
当時何をやっていたかというと、モーニングサテライトやワールドビジネスサテライトを見て
「オレの投資は間違ってない」理由探しをしては、安心するというもので
結果としてどんなに「上がれ!」と念じたところで、市場は自分の願望に1ミリも沿ってくれない、という事を学んだわけであります。
そんなわけで、自分はただひたすら、毎月の引き落とし額を「積み立てるだけ」に専念しました。
今回の純金積立しかり、iDeCoしかりです。
最初はしょっちゅう積みあがった金額を眺めていたもんですが、最近あんまりしなくなりました。
理由は「私が毎日眺めたからといって、総額の増減に関係がないから」で
もう上がろうが下がろうが、関係ない…と突き放していたんです。
久しぶりに見たら、グラム19000円という超高値圏に…
…この純金積立、昨年12月に前の会社を退職してからも、黙って続けてました。
iDeCoのように公的な年金制度に関係するものでもないので、銀行口座から田中貴金属が1万円を天引きして、
それを月の営業日で割った金額でチョボチョボ買う形です。
金をはじめとする商品価格って、ストップ高、ストップ安というものが基本ないんで
とんでもなく上がる日もあれば、ズドーンと落ちる日もある。
そういう値動きだと、iDeCoのように、テキトーな1日で一気に買いを入れると、思いっきり高値掴み、安値掴みなんかをすることもあるんですが
毎日チョボチョボだと、そういう事も少ない。
まぁ、そんな形で続けていたら、久しぶりに「どーなってるかな」と覗いてみたわけです。
なんか、金価格がズドーンと…上がってました。
私が仕事を始めた頃からジリジリと上がりはじめ、9月13日現在で1万9111円。
毎日、満員電車に乗って朝から夕方まで、仕事で使う知識を頭に詰め込み、先輩たちに同行して勉強を続けているうちに
なんかしらないけれど、こんなに上がってしまったのか!?と仰天したわけです。
積立額から、どんだけ儲かったかを計算してみた
こうなると、下世話な話「今までどんだけ儲かったか」という好奇心がむくむくと頭をあげてきまして
自分の口座にログインして、数字を調べてみたわけです。
すると、こういうのが出てきました。
これは、一番上が①これまで取得した金の重さで、2番めが②その金を1グラム平均いくらで買っているか?という話。そして、3番目は③現在の金の重さを時価で評価した額、と考えてください。
平均取得価格が、今の相場にえらく低い水準に抑えられていることに驚かれるかもしれません。
積み立ては特定の金額で買っていくので、月1万を積み立ててた場合
1グラム5,000円の時だったら2グラム買えて、1グラム15,000円だったら、3分の2グラムが買える…といったように
安い時は多めに、高い時は少なめに買い付けるわけです(ドルコスト平均法)
私の場合、積立をはじめたのが5,000円台のころだったので、ここでコツコツ積み立てていたものがしっかり残って、現在の値上がりの起爆剤となっている。
…で、これで「今口座に積みあがった金を総額いくらで買ったのか?を計算するには」
①×②で計算できます。iPhoneの電卓アプリで計算すると…
私が金に支払った総額は大体、63万1869円、ということになりまして、これが150万円くらいの価値になってるわけだから
だいたい2.3倍になってる、とそう計算できるわけです。
正直、積立だからそんなにいい数字が出るとは思わなくって、まぁ年月を考えると、10年で倍くらいが順当なところかな、と思っていましたが
意外に伸びちゃってて、本当に驚いています。
今後はとりあえず100グラムまでコツコツ積み立てて、その後を考えるとします。
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