生で見ると迫力が違う!小松崎茂展に46歳大興奮!!

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先だって、Xで小松崎茂先生のこんなエピソードを投稿した。

空想やメカニックといった分野で膨大な作品を残したイラストレーター、小松崎茂さんは

戦時中から戦車や戦闘機、戦艦を細密に描くイラストで高く評価されていた。

戦時中、軍から「B-29が撃墜されるポスターを描いてくれ」と依頼を受けた小松崎さんは

資料としてB-29の写真をもらったところ「いい飛行機だなぁ…」と心の声を口に出してしまい

「貴様、アメリカ軍の兵器を褒めるとは何事だ!?」と担当者をキレさせてしまい

小一時間説教を受ける羽目になった。

ほとんど思い付きで書いた投稿なんだけど、これが、小松崎さんのお孫さん(オンライン美術館を運営している)の目に留まり

お叱りを受けると思いきや、好意的に受け取ってくれて「今度、柏で小松崎茂展をやるので、ぜひおいでください」とレスをいただいた。

そして昨日、朝起きて「そういえば『小松崎茂展』さそってもらっていたなぁ」と思い出したワイ。

基本、行き当たりばったりの私、思い立ったら吉日なんで、自分のジーノに乗り込んで、千葉までの50キロを突っ走ったわけです。

そうして、お昼前に、展示されているパレット柏に到着しました。会場の3階、柏市民ギャラリーに足を運ぶと、これがホントに大盛況でありました。

年齢層もきっと、箱絵とかで懐かしさを覚える年上の人が多かったです。

実はワイ、1978年生まれなんで、小松崎先生に関しては、エピソードから入った人。

その際にちょろっと挿入される絵を見て、こんな人だったんだねぇ…と理解してたという

ずいぶん浅い理解しかしてなかったんです。

それが…30分後にはそのド迫力に圧倒されるんだから、ビックリしました。

小松崎茂さんの作品は主に雑誌や児童書の挿絵、プラモの箱絵などが多かったため、コマーシャルアートの扱いで一段低くみられがちでした。

しかし、まぁスゲー。

まず、大胆でド迫力、動きをそのまま持って来た躍動感も兼ね備えてる。

その上、ものすごい細かい。一見して世界観につかまれて、改めて細部を見てその緻密さに驚かされる。コレの連続でした。

お得意のメカニックだけでなく、歴史ものなんかもカッコイイ。これは古代ローマかな。

実在するものだけではなく、テレビ番組で人気を博したサンダーバード2号なんか、ホントにあったらこんな感じで動くんだろうなという「リアリズム」が効いている。

さらに、近未来の描写で「マリンフーズ採取船Ⅰ」と命名された、魚の養殖施設?の絵なんかはこんな感じ

水流で泡立つ様子や、飼育されている魚も徹底的に描き分けているんです。

ぬおお、と(´・ω・`)。

そして、一番つんのめったのが、これ。

ご存じ「イルカがせめてきたぞっ」のイルカです。ツーショットが取れるように等身大?のパネルになっております。

来場する際には、この撃たれた人や左側の逃げまどう人になりきって撮るのも、また一興かと。

こんな遊び心と面白さ満載の「小松崎茂展」なんと、入場無料!しかも、絵はがき、オンライン美術館の割引券のおまけつき!

会期は2024年12月28日までなんで、ぜひ足を運んでみてください。あと、埼玉にもぜひ、小松崎茂展来てください!?お願い。

そん時は陰ながら、宣伝部隊に志願したいと思います(笑)

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