先日、自動車運転免許の更新をしてきました。
毎回思うんですが、更新って次の免許が配られるまで絶対に受けなきゃいけない講習ってありますよね。
私は粗忽ものなんで、ちょくちょく違反で叱られる場面がありまして、講習時間は自ずから長尺になります。
そんなわけで今回もタップリ2時間コース。
あんまり威張れることじゃないですが…
どうせ2時間やるんだから、徹底的にマジメに受けてみた
講習会って、どうしても受けなきゃいけないものですから、
「あー、かったるい」と思ってても
「うーし、ここで思いっきり新しい知識を勉強していくんだ」と思ってても
2時間を使うことには変わりがないわけです。
だから、今回は徹底的にマジメに受けてきました。
会場は新型コロナの影響で、机がなくなって椅子だけで、教本開いて机に置けないという不便さがありましたが、
赤ペンを片手に「一言一句漏らさんぞ!」の決意で受講しました。
…そしたら割と、楽勝で終わるんだよね。
自分だったらどうする?どう考える?を常に頭に置いて受ける
じゃ、具体的に何をするかっていうと、
車を運転する時に置き換えて「この状況で自分は何をする必要があるか」「どこに注意を向けるべきか」を常に考えていました。
向こうが一方的に話すことを聞いてるから、だるくなるんで
自分の頭で「ここはどうする?」をいつ刺されても答えられるようにするんです。
最近の講習は話しっぱなしではなく、時折講師から、「あなたはどう考えますか?」と尋ねられたりする。
たとえば、何気ない街中のイラストから、どこに注意するポイントがあるのか?を一人ひとりに尋ねて来たりしたんですが
「できるだけたくさん上げてみよう」と勝手に考えたり
ビデオで流れる運転の動画で、どこから何が出るか?を予想したり…
…最近の講習ビデオって、車載カメラに入っていた本当の事故映像だから、
私の○○がキューっとなるようなおっかない映像も多いんですけどね…
だけど、臨場感はバツグンですな。
「あおり運転」のビデオがアンガーマネジメントの勉強になった!
私はやらないんですが、
「車間距離を詰められて、もっと速く走るよう挑発された」
「車体を近づけられ幅寄せされた」
「執ようにハイビームでパッシングをされた」
「執ようにクラクションを鳴らされた」
「後ろから追い越された後に前方で急停止して、進路をふさがれた」など、
様々な圧迫をかけてくる「あおり運転」が社会問題化しているせいで、
講習の尺の4分の1くらいをつかってこの問題を講習していました。
最近は、あおり運転の厳罰化が進んでいますが、なにより大事なのは「された時」。
ビデオも一本見たのですが、その中であおりを受けたら脇によけて
さっさと先に行かせてやること
またこっち側も「なにやってんだ!?」とカッカしないで、
「おしっこが漏れそうなのかなぁ?」と
相手を(勝手に)推察することで怒りが収まり、冷静な運転ができるというのは
今はやりの「アンガーマネジメント」みたいですごく参考になりましたねぇ。
利権であるが、利用できるところはありがたく…
まぁ、この免許制度が、パチンコ業界と並ぶ警察の利権であるというのは
何百年前からずーーーっと、有名なことなんで大っぴらに言うのは避けますが
まぁ、それはともかく、講習も私が免許を取ったころよりは格段に質が良くなったと感じています。
笑ったのは、「体調の悪い方は申し出てください」と言ってて
なんのこっちゃ?と思ったら、どうやら居眠りに声をかける口実だったことですね。
そこまで、態度が軟化している、お客様サービスが進んでいるとは思いませんでした。
ただ、どうしてもやらなきゃいけない事って生きていると割とありますし
嫌々やるより、面白がって受けた方が精神衛生上、非常にいいと思いましたね。
【参考記事】
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