辞書の思い出と辞書を「読む」という勉強法

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最近、中学3年の英文を読むとき、やたら辞書を引く機会が増えました。

学生時代は電子辞書高かったし、高校でライトハウスを買わされたので、コレを使ってましたが、

受験の時に使い込みすぎてボロボロになってしまった上に、予備校の講師に間違いだらけの辞典だと言われて興醒めしてしまい…「もういいや」と手放しました。

今手元にあるのは、その後改めて購入したジーニアスの4判です。

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電子辞書はお好みで…が本音

ところで電子辞書については肯定派、否定派が真っ二つに分かれていますが、私は肯定派です。

でも、本型の辞書を使わないわけではなく、両方を使い分けています。

例えば、出先で引くときは電子辞書を使うのはかさばらないから重宝するからです。

また、英和辞典で用語が出てこなければ英英辞典で意味を取るなんてことも手軽にできるのがいいですよね。

記事を書いている時に気軽に広げて調べられるのも便利だった。

家で辞書を引く時は本型。

液晶よりも印刷活字の方が読みやすいから。また、暇な時は時折パラパラめくって辞書を指に馴染ませている。

ちょっとこだわっているのは両方とも大学時代から使い慣れた辞書に統一している事。

英和ならジーニアス、英英ならばロングマン。日本語辞書ならば広辞苑。

やっぱり慣れている辞書が一番使いやすい。

ところで話は変わるが、僕を含めた普通の人は辞書を『引く』。

でもさらにスゴイ使い方をする人がいるんです、コレが。

辞書を「読む」という究極の勉強法

それは僕が以前読んだ斎藤兆史さんの『英語達人塾』に出てくる山縣宏光さんと言う人。

早くして亡くなられた人でしたが、

斎藤教授が「こんなニュアンスでこういう意味の英単語、ないですかね」みたいな相談をすると必ず適切な答えが帰ってくる、という

ウォーキング・ディクショナリーっぷりを遺憾なく発揮したそうです。

彼は無類の辞書好きで「英語辞書と見れば、片っ端から読む」というのだからすごいんです

全12巻の『オックスフォード英語辞典』本体部を4,5回通読したり、英和大辞典の間違いに付箋を入れてたりというくだりに至ってはこれが僕と同じ人間のなせる技なのかと思ってしまう。

私なんか昔コレを真似して新書サイズのポケット英和を忍ばせて読んでみたことがありますが

チョー退屈です。

しかも、中々進まず、結局aで始まる単語全部出来なかった。

すごい人って努力もすごいのね。

マネは容易にはできないエピソードだけど、

英語を母国語話者以上のレベルに使いこなす人の学習法は『凄すぎる』というお話でした。

【参考にならないけど、参考記事】

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