アマプラで私鉄沿線97分署を見まくっている

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Amazonプライムビデオで最近、刑事ドラマ「私鉄沿線97分署」が無料配信されています。

私が小学生のころ、放送されていたドラマで、前番組が「西部警察」。2タイトル続けての刑事モノだけど、

ど派手なカーアクション、爆破がウリのバイオレンスアクションがウリの前作とは違い、様々な思い、葛藤を抱えながら

多摩地区の管轄署「97分署」の刑事たちが、地元の地区に起こる事件を解決するドラマです。

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「派手だけが面白いわけではない」を感じた人情派刑事ドラマ

当時は私、一種の西部警察ロスで、派手なカーアクションはない、カッコよくない、と不満タラタラだったんですが

渡哲也さんが出てるから見るか…と思ってみてたら

ジワジワくる作り込まれたシナリオや、ちょっとコミカルで、人情味のある97分署の面々(渡さんも、知的で穏やかな検視官を演じていて、大門団長よりこっちが似合ってる)。

若手は仕事にぶつかりながら、自分の生き方を模索し、それを渡さんや鹿賀丈史さんたちが優しくも厳しく接している。

私生活も面白くて、渡さんはお寺の息子で、いつも仕事では温和で冷静な仕事をするのに、山村總さん演じる父親に「早く寺を継げ」と小言を言われて苦笑いしたり

地道な捜査を得意とするベテラン刑事さんが、自分が逮捕した人間の娘を引き取って大事に育てていたり

捜査の時はいつも怒鳴ってる長門裕之さん演じる捜査課長も、家に帰ると娘の失恋にオロオロする父親に早変わりしたりして、すごく人間臭い。

なにより「めでたし、めでたし」で終わる話が好きでした。

見直して改めて、いいドラマだなぁと。

…ところが、放送終了後はなぜか、再放送を見る機会がなく、中々ソフト化もされず。「ファミリー劇場」では割と放送されていたみたいですが、ウチ加入してないし。

それで、ずっとSNSで「ああ、私鉄沿線97分署ってドラマ、面白かったな」とつぶやいていました。

そんなある日、アマプラで全話見られることが分かり、大歓喜して1話から見ています。

見直してみて、改めて感じたのがシナリオの構成がホントにうまい。

話はいつも、ちょっとしたことから始まって、事件になって、全く関係のないちょっとしたことが、事件捜査の核心に繋がる、という。

見てて面白かったのは、第45話「UFO少年”ホシ”に接近!!」。

UFOを見たとか、いつも嘘ばかりついて母親を困らせていた男の子がたまたま目撃した

殺人犯に脅されて証言をしなかった。

そのシーンは声が聞こえず、男の子が「殺す…」というだけで内容は一切分からない。

母親はひとり親で働くのに忙しくて一切自分を省みない。だけど事件解決後に何て脅されていたんだ?と聞くと

「母親を殺すと言われた」とつぶやいて、母親がハッとする。

子どもって言っても、幼いと思っても、ちゃんと母親を大事に思っている…そのシーンで46歳のブログ主はじーん、と来ちゃうわけですわ。

子どもの頃に見たような景色を堪能できる

このドラマが放送されたのって、1984~86年で、昭和だと59~61年。

出てくるものがいちいち懐かしい。

劇中に出てくるトランシーバーとか、親にねだって買ってもらった事があるし、プルトップのポカリスエットを見てても、

プルトップが缶から離れる形。そうそう、こういう缶だったねとかね。当時の時代が丸っと詰まってて、そういうところも面白い。

今日仕事はお休みなので、また97分署に耽溺したいと思います。

当時視聴していた方も、まだ見たことのない人も、面白いので、ぜひこちらから視聴してみてください。

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