この記事では、手術をしないで腰痛を克服出来るのか、埼玉県上尾市の北京ソフト整体院、全日(ぜんにち)院長に話を聞いてまとめたものです。
腰痛は、どんなに手を尽くしても改善せず苦しんでいる方も多い症状です。
そして仕方なく手術をしたものの、まだ良くならないという方が多いのも事実です。
ここではそんな「手術一歩手前」でもう一つのアプローチ、整体による症状改善のメカニズムを聞き、なぜそれが可能なのか、多くの腰痛を改善させてきた全先生に話をお伺いしました。
日本人がまず考える「腰痛治療」
腰痛が起こるとまず、整形外科で取られる手段は温存療法。
つまり湿布薬などを貼り、痛み止めを飲んで腰に負担がかからないように安静にします。
コレで改善して、通常の生活に戻れる人もいます。
しかし、コレでもダメだと直接痛み止めのブロック注射を行います。
それでも中々改善しない時には手術に踏み切ります。
しかし全先生は、「これでは良くならない人もいる」と言います。なぜでしょうか?
「怪我をしたら安静」が基本だが…
そもそも腰について、構造を考えてみましょう。
背中や脚、腹筋と言った全身の筋肉がバランスを取りながら、二足歩行出来る姿勢を支えています。
年齢が若い時はまだ筋肉がガッチリ身体を支えているので問題はないのですが、何もしないと、加齢によって筋肉量は落ちます。
それは腰回りを覆う筋肉も例外ではありません。
そして、足腰というように脚部の筋肉の衰えはテキメンに腰の負担を高めてしまいます。
まして現代は、歩かなくても済む、身体を使わなくてもすむ「楽な」環境なので、筋肉の衰えは昔の人の比ではありません。
それでもしばらくは、負担に耐えている筋肉ですが、負担が過剰な状態が続けば、腰はそれだけ疲弊し、身体の歪みが出ます。
それが限界までくると、腰の痛みや痺れになって現れる、つまり腰痛になるということなのです。
ここで一旦原因を辿れば、身体を支える筋肉が衰えなければ痛みや痺れが出ることはないわけです。
そして、筋肉を衰えさせないためには身体の筋肉を付ける必要がある、といえます。
しかし、従来の方法は、「安静にする」ですからただでさえ弱った筋肉をますます弱らせることになります。
寝たきりになると筋肉はすぐに衰え始め、一月とすれば立ち上がることも難しくなることは皆さまもご存知の通りです。
これでは、腰痛が治まるどころか、ますます痛み痺れが強くなってしまう。
そして、病院で処方される痛み止めはあくまで「痛みを紛らわす」だけなので筋肉の衰えや身体の歪みが戻っているわけではない。
ましてやメスを入れても歪みが治るわけがない。
手術をしても治らない腰痛はこんな状態なのです。
歪みを正して、楽にする
痛みや痺れを治めるにはまず、身体が長年ガチガチに固めてきた身体の歪みを取ることが必要です。
その上で、身体を支える筋肉を付けることで本来痛みの出ない姿勢を維持することが必要になります。
北京ソフト整体院では、この理論に基づいて身体の強張りをほぐして、痛みや痺れを治める方法を取るそうです。
多くの人が、施術の夜久しぶりに仰向けで熟睡出来る感覚を取り戻すそうです。
そして、整体で、身体の歪みを変えつつ、積極的に足腰を使うことを勧めているそうです。
人間の身体はどんなに歳を取っても鍛えることで筋肉が増える、ということが最新の研究成果で証明されています。
だから歩く、階段を登るといった日常動作を積極的に行うと、本来身体が備えていた体幹を支える力を取り戻すことができるのです。
整体でメンテナンスしながら腰痛を出さない考え方
腰痛が治っても、また歪みが出れば症状は再発します。
ですから今度は足腰をよく使って筋肉を維持する一方で、1ヶ月に1回は施術を受けて身体のメンテナンスを行うことを全先生は勧めています。
車だって定期的に検査して、良くない場所を直すから、道の真ん中で立ち往生することなく動いてくれるのと同じことです。
そして、全先生が何より強調していたのは、「症状が出てからどうにかするよりも、症状が出ないようにする」という視点で身体の手入れをした方が楽です、とのこと。
最近では、歯医者さんも虫歯を治すことに加え、定期的なチェックで虫歯を出さない方が歯が残り、健康に過ごせると主張し始めています。
整体は、昔からありながら最新の治療法にも通じる「人類の知恵の結晶」ともいえます。
まとめ
①筋肉が衰えて起こる腰痛は、「安静」は逆効果
②痛み痺れを起こす「歪み」を正すのが整体
③歩く、階段を使うと言った日常動作で足腰を維持し、メンテナンスをすることで再発を防げる
最後までお読みいただきありがとうございました。
取材協力:北京ソフト整体院
埼玉県上尾市本町1-1-5遠山ビル205(上尾市役所向かい)
電話番号 048-771-9168
要予約 駐車場あり
エキテンに店舗情報あり。
【関連記事】
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事が面白かったらTwitterリツイートやシェアボタンでの応援よろしくお願いいたします。
コメント