今までの忙しさのかたき討ちとばかりにノンビリした毎日を過ごすブログ主。
YouTubeを視聴してたら、おススメにアニメ「クッキングパパ」の期間限定配信が流れてきたので、9時間41分という長尺だったものの、一気に見てしまいました。
原作のクッキングパパは1985(昭和60)年連載開始。息子のまこと君は連載開始時には小学校2年生。
なんとびっくり、私にとっては「同級生」なんです。
あれから39年。私はもうすぐ47歳で、現在も連載中の原作では20代のまこと君を見ると、なんか面白いような、うらやましいような(苦笑)
私の住む埼玉とマンガの舞台福岡だと、地域差もあるんだけど、連載初期を読むとなんか子どもの頃の雰囲気ってこうだったなって、無性に懐かしくなります。
で、今回配信されたのは、荒岩家にまこと君の妹、みゆきちゃんが生まれて、歯が生えはじめるまでの1~24話です。
マンガだと、この間って、結構長くて25巻くらいじゃなかろうか。
それなんで、結構原作が端折られています。
あと、昔の記憶だとメニューの解説を豚さんのキャラがやってた気がするけど、見直してみると出てないので、もしかしたらカットしたんかな。
パパの職場、金丸産業のけいこちゃんも、結婚のエピソードがなかったし、けいこちゃんが息子を生んだ時に作った「鯉こく」は、アニメではみゆきちゃん出産後の奥さんに作っていたりと
案外、原作との違いが見えて面白かった。
当時は「男子厨房に入らず」
いまだと、料理のできない男の方が珍しくて、私なんかもイソイソとツマミを作ったりしますが
当時は、主婦がほとんどで、お母さんが料理を作るのが当たり前でした。
原作は、そんな時代に料理がプロ並みに上手い主人公「荒岩一味」が、その腕を奮ってみんなにご飯を食べさせてニコニコしている話が多いんです。
のちには、料理していることがバレるんですが、今回の配信分では、一味さんは料理ができるのを隠しています。
知っているのは、家族と職場の木村夢子だけ。
ちなみに原作、アニメでものちに田中ちゃん(後述)と結婚する夢ちゃんは、職場のしっかり者で美人さん。
この秘密を共有していることを楽しみつつ、妻子持ちの荒岩主任に憧れる、ちょっと危ない恋愛志向の持ち主なのが、見所です。
アニメは平成初期のタイムカプセルで、懐かし面白い
今回、見直して思ったのが、「懐かしい、平成初期のタイムカプセルだわ」
主人公、荒岩一味さんが勤務する「金丸産業」は仕事の後で飲みに行ったり、レクリエーション活動が活発なのが、いかにも平成初期の雰囲気です。
平成の中頃くらいまでは私もやってましたけど、最近とんとご無沙汰だったなぁ。こういうの。
最近は、プライバシーの自由とか、アルコールハラスメントとかありますから、こういう同僚との飲みニケーションも随分とご無沙汰です。
あと、92年放送開始のアニメだから「携帯電話」はありません。
これもまた、懐かしい光景です。家電にかけて、出かける先にみんなで待ち合わせ。これも今の若い人からすると、面白いかもしれません。
なにより、「金丸産業」のお調子者、田中ちゃんが(悪い意味で)やばい(苦笑)。
原作では、職場の先輩「夢ちゃん」と結婚して3児の父となり、すっかり頼もしさを増していますが
アニメだと、サボりと遅刻の常習犯で、仕事でしょっちゅうポカをやらかしては、荒岩主任(当時)にぶん殴られる(笑)。
休日出勤スコーンと忘れてパチンコやってたり、平成の大不況の頃なら成長を待つことなく、リストラ候補まっしぐらです(苦笑)
赤ちゃんが誕生するエピソードはやっぱり、いい。
今回の無料公開で、一番面白かったのはやっぱり荒岩家の娘、みゆきちゃんの誕生でしょう。
みゆきちゃん出産のとき、荒岩家のかあちゃん、虹子さんが当時の水準で高齢出産。
原作だと妊娠中のエピソード(料理のできない虹子さんが、急に料理に覚醒したりする)も豊富だけどアニメでは、妊娠2か月の次の回では、もう出産してます。
この間も結構面白かったんで、もったいなかったなぁ。
だけど、赤ちゃんはかわいいね。もう見てるだけで和むわ。これは平成も令和も関係なかったですよ。
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