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JR高崎線上野行きが、上野東京ラインより「座れる」話

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今年8月から、新天地で働きはじめました。

それまでは大宮駅で下車していたために、とりあえず「高崎線の最寄駅に来た電車に乗る」で万事済んでいたのですが

都内までの勤務になったことで、1時間以上かけて通う毎日になりました。

東京に通うなんて、大学以来。25年ぶりです。

初日なんかヘトヘトになってしまい「仕事よりも何よりも、この通勤時間の消耗を減らす」ことの重要さを痛感した次第です。

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高崎線の上りには、3つの線が走ってる

沿線に住んでる人には常識なんですが、ここで私が通勤に使う「JR高崎線」がどんな線かを紹介すると、

群馬県高崎駅(新前橋駅の時もあるけど)から国道17号線をほぼ並行して

埼玉県の大宮駅に至り、上野を終点とする路線です。

私が大学に通っていた頃はこの路線だけしか走っていなかった。ですから、明大前の大学に行くのに大宮か赤羽で埼京線に乗り換え、新宿に出る必要がありました。

卒業して社会人になった後は、赤羽を経由して池袋、新宿と走る「湘南新宿ライン」が登場。池袋なんかに一本で行けるようになりました。

この電車に乗って、池袋の友人宅に泊まり込みで遊びに行ったのはいい思い出です。

さらに、上野から東京を経由して東海道本線につながる「上野東京ライン」という相互乗り入れが登場しました。東海道新幹線とかを利用するのに、コレは便利です。

上野終点のメリット…それは「座りやすい」

さて、先ほど挙げた

①上野終点の「高崎線」

②湘南新宿ライン

③上野東京ラインの3路線。

8月からしばらくテキトーに乗っていたのですが、ある時①に乗っている時に「なんか電車が空いてるな」と気づきました。

前の職場が大宮だったので、全然気づかなかったんですが、①の時は③の時に比べて明らかに立っている人の数が少ない。

上野東京ラインだと中まで立ってる客がギッチリなのが、上野行きだとちょっと余裕がある。

そうすると、立っていても誰かが下りた時に座れる確率が高くなるんです。

事実を見つけると、なんとなく納得できる理由を考えてしまうのが、職業病みたいなもんなんでしばらくアレコレと思いを巡らせてしまいます。

それでツラツラ考えてみると、これって①だけの頃はみんなが同じ電車に乗り込んでいたのが

①②③と3種類の電車になったことで、

①上野まででいい人②新宿方面に行きたい人③東京まで出たい人の3者に利用者が合わせるようになったんでしょうね。

私の場合は①で用が足りるので、その電車に合わせて家を出るようになりました。

時間的には以前より、ちょっと早く家を出ることになるのですが

今の職場は前と比べて、優に3倍の時間を電車内で過ごすことになるので、朝に体力を消耗しないで快適に通えるメリットの方が、多少身支度を前倒しするデメリットよりも大きいのです。

…それにしても、長年大宮までは毎日乗っていたのに、こんな事に気づかなかったとは。

それも、なんでか考えてたら、前は毎日出入口付近で立ってた(だってたったの15分)からかなぁ。

必要に迫られると、人間って色んなことに気づくのですね。面白いもんだと思います。

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