この記事ではDUO3.0の英文をsection ごとに解説します。
section25もサクサクやっていきましょう。ここで取り上げていない英文を解説して欲しい方がいたら、コメント欄からリクエストをお願いします。
295.All you have to do is fill in the blanks below. (Please print in black or blue ink.)
解説にもあるのですが、文法的には動詞の fill の前に to が入ってます。
不定詞の名詞的用法ってことになりますね。
ここだけ訳すと「下の空欄を書き込むこと」になります。
print という単語はよく印刷するという意味で使いますが、
ここではブロック体で書くという意味で使われています(さらに言うと大文字で書く、という通例もあります)
パスポート申請用紙みたいなイメージということですね。
ちなみにネイティブは筆記体を使わない、という話がシバシバ日本の英語のズレっぷりとして持ち出されたことがあり、
最近では筆記体を教えないそうですが、どうもコレも違うらしい。
以前アメリカに留学した友人に「筆記体って日本人しか使わないって話があるけどホント?」と聞いたら「そんなことないよ。向こうじゃ普通に使ってる」とのことです。
297.Round-trip fares to each destination are as follows.
Round-trip fare は往復料金という意味です。
ちなみに片道の時はone-way fare なんですが、このone way で思い出すのが、『岳』というマンガで主人公が被っていたこのヘルメットです。
彼の場合は頂上まで片道一直線(登りきるまで降りねーぞ!)みたいなニュアンスでしょうか。
298.”Don’t forget to confirm your reservation in advance.” “I won’t.”
中学の頃、同級生が良く間違えてたのが
forget(remember) to 不定詞と
forget(remember) 〜ing の違いですね。
不定詞のほうは「これからやること」を忘れる(覚えてる)のに対して、〜ing (動名詞)の方は「過去のした事」を忘れる(覚えてる)という、全然違う意味になります。
あとは返答の I won’t.
和訳だと「ええ」と言っているのになぜ否定形に(won’t はwill not の省略)なるのか?
ということに気がつきましたか?
実は I won’t には続きがあります。それは…forget to confirm your reservation in advance.です。つまり前の文の内容「事前に予約を忘れる」ことはしませんよ、と言ってるわけです。
で、英語は「同じことを2度いうこと」を嫌うので、省略しているというわけです。
日本語から英語の意味を考えるとしばしばこんがらがる yes と no の使い分けにも、分かりやすい伝え方がある、ということがご理解いただけると思います。
DUO3.0は今もなお愛用する人が多い優れた教材ですが、使い方を間違えると良さが発揮できません。
チャレンジする人に上手に使って欲しいので、当ブログの『DUO3.0を50周してみた』には、役に立ちそうなアドバイスを集めてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事が面白かったらTwitterリツイートやシェアボタンでの応援よろしくお願いいたします。
コメント