中学校3年生の新教科書を音読する『音読500回プロジェクトリターンズ』も、もうすぐ4ヶ月に入ろうとしています。
やったことのない人には「これ、飽きるんじゃないの?」と言われるのですが、私昔っから短銃作業をやり込むことは得意でして…それなりに楽しく回しております。
とはいえ、仕事の方がどーも、ね。
埼玉県に「また」緊急事態宣言が出てしまい、来週の取材の予定がかなりキャンセルになってしまいました。
しかし、ね。気分が塞いだ時は、お念仏を唱える代わりに、英文の音読をしっかりとやる!これが割と、効果があるんです。何かに没頭するといい気分転換になるでしょ?アレですヨ。
今朝も朝イチでニノキンだー!
今朝も、5時くらいからテキストを抱えて、人通りのない道を歩きつつ、音読です。
これが、思いのほかはかどるんです。
昼間だと、人目を気にする人でも、コレは安心。かつ運動記憶と連動するので、頭の入りがいいのもいいですね。
まぁ、人によると、変な中年が二宮金次郎をやってるみたいに見えるかもしれませんが…
まぁ、いいのです。「ニノキン方式」は永久不滅の一石二鳥の学習法。
運動しながら英語も学べるし、ね。
なぜにここで “some” なのか?
で、今日音読してて気づいたのが…手話をネタにした話で、ASL(American Sign Language)を解説した場所の一番最後の文
Would you like to learn some ASL expressions?
でした。訳せば「ASLの表現を学びませんか?」という意味なんですが、大昔の英語の授業では
疑問文、否定文では some の代わりに “any” を用いる、と学んだ記憶が。例えば、
Is there any butter in the refrigerator ? (冷蔵庫にバターがありますか?)のように。
こういう時は早速、辞書に当たってみましょう。
すると自宅のジーニアス英和辞典第4版、1820ページの some の項目に、このような記述がありました。
否定・疑問文では any (中略)ただし物を勧めるような場合は相手が yes ということを期待している言い方になるので some を用いる
Would you like some tea ? お茶はいかがですか。
これですな!疑問は氷解した!つまり、そこまでの英文で、ASLの特徴(50万人の話者がいて、学ぶとその人たちとコミュニケーションができる)と書かれていての
Would you like to learn some ASL expressions? なんで、
要は「手話やろうぜ!答えは Yes だろ⁉」というニュアンスが込められての some ということだったんです。あー、スッキリした。
早速書き込み入れてみる
せっかくスッキリしても、これで忘れたら何にもなりません。
そんなわけで、教科書の欄外に書き込んでおくことにしました。
前も書きましたが、本文には出来るだけ文字や記号の書き込みを入れず、そこ以外の欄外などに書き込みを入れることで、ノーヒントで英文だけを音読しやすくしています。
で、こうやって一つ一つ気が付いたことを調べて理解する方法は、結構頭の入り方もいい気がします。
恐らく、疑問→調べる→理解、納得する→テキストに書き込みというステップが、エピソード記憶になるからではないでしょうか。
文法は実例込みで理解するというのは、こういう事だなと実感する次第です。
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