緊急事態宣言が明けると、電車通勤が復活します。
私にとって、仕事へのウォーミングアップであり、クーリングダウンの時間でもあります。具体的に言うと、一人で本を読んで徐々に脳をフル回転にもっていく時間、と申しましょうか…。
で、来週から何を読もうか、ここ数日はブックオフを歩きながら、何冊か見繕ってまいりました。
通勤用の本の条件
まぁ、通勤用!って決めつけるのはアレなんですが、私の場合「つまんなかったら即廃棄」しちゃう本が通勤用に回ります。
なんで、以前書いた「ロマン枠」「ギャンブル枠」なんかもここで読んだりします。
この場合、新刊本なんかも持って歩くので、カバンの中はバルキーになることもあります。例えば私だと常時2,3冊は入れていますが、
もし読んでつまらなければ駅で破棄してもいい、という気安さがあるので、楽なんです。
通勤は、電車の遅延なんかも発生しますが、そんな時こそ読書タイムです。いつも以上に読めるので「いつ動くのか」にあまりイライラしないで済みます。
今回は、こんな本を買ってみた
①四大文明[エジプト]NHK出版
私、古代エジプトとか、古代ローマとかが昔から好きなんです。
あまりに好きすぎて世界史にのめりこみ、一浪したのはここだけの話。もう、読書タイムをとっぷりとエジプト風味にしようかなと。
だから、これは当たるのわかってて振りに行った一冊。非常に楽しみです。
②日下公人『お金の正体』
日下さんは、視点が常識を破る方向で発揮されることが多い人です。
日本がデフレでどん底だった時も、どうすればいいかで話ができた人。読んでて面白く、ユニークな視点を得られる…一言でいうと「外れなし」な人。
だから昔から本を見つけたらよく読んでいましたし、テレビに出るとなると夢中になってみていた人です。今回も、割と私の既成概念をぶち壊してくるだろうと、期待して購入しました。
③水道橋博士『藝人春秋』
「この本は面白い」と噂には聞いていました。
今までは残念ながら噂に聞くだけで読んだことはなかったんですが、この機会に読んでみようと思い立って購入。
水道橋博士の本って、なんだかんだで面白いんですよね。
知的な格闘を感じられる内容が多いと思います。なもんで、今回の期待度はナンバーワンですね。
④平松類『老人の取扱説明書』
自分も43になり、親世代が70に差し掛かると、がぜん増えるのが「年寄りとどう付き合うか」であります。
昔はこんなに頑固じゃなかったんだけどなぁという部分も見え隠れしてきますし、とにかく付き合わなきゃ仕方がないわけで、自分が大人にならなくちゃ、と。そういう意識があったから手に取ったのかな、と思います。
自分自身もいずれジジイになるんだから、その時に我が身を省みる余裕を持ちたいな、と。
できないと思うんですけどね。
⑤山崎元 水瀬ケンイチ『ほったらかし投資術』
この中で唯一「内容が分かってて買った本」です。
山崎元さんは、初心者向けの投資を多く紹介している人ですし、水瀬ケンイチさんは、それをブログで発信しています。
山崎さんも、水瀬さんも、どういう仕組みでどう運用するかというのは、これまで何冊もご著書を読んでるんで、読まなくても内容はわかる。
だけど、どうして買ったかと申しますと…つまりいい本だったらこのブログで紹介したいからです。お金の扱い方って、割と僕らより若い人は知っていないと色々と苦労するし、間違った方向の知識をつけちゃうと人生レベルでマイナスになるんで。
でも、マスコミで取り上げられるのって、たいがい間違った方向だったりする。
なんで、いい本だったら積極的に取り上げて、せめてウチの読者にでもご紹介したいと。
⑥田代真一郎『「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由」』
正直、100円なら捨てていいや、と選んだ本。
語学学習系は当たり外れが極端に出やすいんです。理由はある程度売れるので、どうでもいい人の経験をまとめたいい加減な内容でも出版しやすい企画だからです。
でも、選んだのは、掘り出し物だった時の面白さをあえて買いにいく姿勢ですね。
とりあえず、エジプトは面白い
早速読み始めたところ、エジプトの本が結構いい感じで、しばらくこれを読んでみようと思っています。
カバンのスペースを考えると、新書の3冊のうち、1冊を予備として持ち歩くことになるかと思います。
とにかく、量を読むにはチャンスを増やすことが鉄則で、つまらない本はサッサと放棄。
学生時代なら、最後まで読み通しましたが、今はざーっと流してから処分しないと、いつまでたっても先に進めませんから。
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