今年4月から改訂した開隆堂出版のSUNSHINE ENGLISH COURSE3のリーディングパートを500回音読する作業が、毎日地味に続いております。
昨日、ようやく7周目に突入しました。7周目が終わると500回のうち5分の1である100回は到達するわけです。
100回じゃ丸暗記はできないなぁ
100回音読(だけ)して分かったことは「英文中々覚えないな」ということ。
スラスラ読むのには何の問題もないのですが、記憶というと断片的なものにとどまっていて暗唱はマダマダ先のことになりそうです。
もし仕事を辞めて時間ができたら(仮定法)、英文を書き写す作業も加えて行えるのですが。
それを加えると、トレーニング時間が1時間プラスになるのを覚悟しなくちゃいけなくなりますからね。
テストで点数を問われる現役の学生さんはぜひ、音読に英文書き写しを加えた「音読筆写」をやって下さいね。頭の入り方が全然、違うので。
can’t と cannot の違いにビックリ
そういえば、昨日気づいたんですが…
可能を表す助動詞、can の否定文って、中学校時代は can’t ないし、can not で教わった記憶があります。
I can not play tennis. とか、I can’t play tennis. のようにです。
しかし、この教科書を読んでたら、上に書いたような can の否定文には、書き言葉にはcannot が使われている。
そのことに気が付いたんですよね。
このように明確に書かれているってことは、なんか意味があるんじゃないかと。
can not = can’t =cannot であると私の時代教わってましたけど、複数の単語の意味が全く同じってことは、経験則上ありえないんで。
気づいたら、早速調べる!
すると、ズバリ「can’t,cannot, can notの正しい使い分けをご存知ですか?」という記事が見つかりまして…
can’t は主に話し言葉やカジュアルな表現になり、cannot はビジネスなどのフォーマルな表現で使われる、とのこと。
I can’t participate the seminar.
私はセミナーに参加できないよ。I cannot participate the seminar.
私はセミナーに参加できません。
さらに、can not だと、別の意味がまた加わるので、「できない」の意味で使うなら、can’t ないし cannot を使うのがいいと丁寧な説明が付記されていました。
シンプルな英文のおかげで、知識の抜け落ちをチェックできる
こんなことをご存知の方からすると…
あーた、大学まで出てるのに、なんでこんな初歩的なことに疑問を感じたり、感心したりするわけ?と失笑を買うかもしれませんが
これぞまさに「知るを楽しむ」というヤツでして、私はこういうの、すごく好きなんです。
辞書を引かなきゃ読めない英文を読んでいると、どうしても目先の意味の分からない単語に目が行って、他のところは乱暴に読み飛ばしてしまいますから。
今、中3英語に戻って音読していると、勘違いしてたり、そもそも知らなかったりという知識の漏れが結構出てきて面白い。
もちろん、テストや入試など時間の限られた中での学習だと「訳を渡して端折れるところは端折る」というのは決して間違いではないと思うのですが、
シンプルな中にマニアックに細部を観察して、そこから新しいことを学び取るというのは、
試験に追われないで、じっくり英語を味わう、という超ゼイタクな学び方なのかなぁ、とも思っています。
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