昭和の子どもたちを心底ビビらせた『ノストラダムスの大予言』

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小学校の時、真剣に信じていたことに1999年7月、人類滅亡!というのがありました。

いわゆる『ノストラダムスの大予言』てヤツですね。

怖いですね、昔のイラストって…

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ノストラダムスの大予言をさらに超解釈

これも、小学校の図書室で最初に読んだんですが…1978年生まれの僕は21歳で死んじゃうんだ………と、大変な衝撃を受けたんであります。

おそらく「ノストラダムスの大予言」ブームの頃に図書室に入った本なのでしょう。今考えると、子どもの希望をぶち壊しにするような、バカな本良くあったなと思いますけど。

ちょうどそのころ、フロンガス問題とか、砂漠の拡大とかに警鐘を鳴らすNHKスペシャルを父親が見て、「早く対策をとらなきゃいかんな」と呟いていたのを「早く対策を=もうすぐ手遅れ」と超解釈し、

そこから私の中で地球の環境問題がノストラダムスとなぜか脳内合成され環境問題から人類滅亡!!!するんだ、とピッコーンと閃き、友達に、そんなことをトクトクと話していました。

まぁ、あんまり奇怪な発言をするバカ息子に「そんな下らないこと当たるわけないじゃない!」と母親は一喝!!!!

まぁ、2020年が来ている点でお察し…

あれから30年…まぁ、この記事を執筆段階で2020年なわけで、母親の勝ちでした。

2020年9月現在新型コロナウイルスのパンデミックが世界を覆っておりますが、人類全体の滅亡、とは遠い状況です。

強いて言い訳をすれば、最近の酷暑ってもしかしたら地球温暖化の影響なんでしょうかね。NHK当たってた、のかな…(遠い目)。

僕のその後は、といいますと以前話したツタンカーメンの件と同様で、半年たったらコロッと忘れ…すくすく成長して、大学まで入学。在学中に問題の1999年を迎え、何事もなく卒業し、いまでは太々しいクソおやじになっております。

ちなみに、友人たちに触れて回っていた件ですが、その後同窓会でその件に触れてくるものはゼロ!

幸い、僕同様にみんな忘れていてくれたおかげで「嘘つき」呼ばわりはされずに済んでおります。ちなみに、wikipediaで面白かった部分を引用すると―

(当時)世界や日本の未来のみならず自己の未来をも暗澹たるものと考えてしまったため刹那的な行動に走ったり、将来設計を怠るなどの問題があったという見方もある

とある。

え、将来設計を怠るって?

私の一回り上の世代、マンガ家のさくらももこさんは『ちびまる子ちゃん』のなかで私と同様大迷惑なこの本に振り回されて、勉強してなかったら親にどやされましたが、それでしょうか?

あるいは、チマチマやってた貯金でもパ――――っと使い込んだんでしょうか?

それとも、1999年6月に会社を退職して地球最後の日を好きな場所で過ごしていたのかなぁ。なーにも起こらず、唖然茫然している姿が目に浮かぶようであります。

まぁ、そんな馬鹿な人はいないかな。

ちなみに、2020年6月16日に、この騒動の火付け役、五島勉(ごとうべん)さんがご逝去されました。

話によると「面白いからいいや」って書き飛ばした本が予想外のベストセラーになっちゃって、真に受ける子どもが続出したことに、五島さんはえらく責任感を感じていたそうな…。

おせーよ(´・ω・`)。

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