英文法というと、ルールを淡々と例文を交えながら紹介するスタイルが多いですよね。
僕もそうやって学生時代に英文法を勉強していましたが、高校時代に入るとかなり細かくなり
「アメリカ人はこんなに複雑なルールを使いこなすんかい!」ってビックリした記憶があります。
大人になって改めて中学生レベルから英語を勉強し直した時、思い切ってイロハのイからやってみたら結構発見が多かったんです。
一番分かったのが「中学校の英語、全然分かってなかったなあ」って事ですね。
例えば、「~しなければならない」という意味で使うmust とhave to って言葉がありますよね。
日本語で書くと同じに見えるんですけど、だったら別の言葉を使うものなのだろうか?
調べたら、ニュアンスが違う。
mustは確信や、強いおススメ、義務など内的な要素が強いんです。
一方のhave to は(状況的に仕方なく)やらなきゃいけないニュアンスが伴います。
よく分かるのは、not をつけた時。
mustは信念なり確信が逆ベクトルにふれて「~してはいけない」になるし、
have to は「状況的にそこまでやらなきゃいけないわけじゃない=する必要がない」になります。
こんな感じで、調べれば調べるほど、これまで自分が理解したつもりの英語がよりハッキリ、よりクッキリ分かるようになりました。
しかし、理屈だけでこれをやろうと雲をつかむような抽象的なイメージになります。
そこで役に立ったのは音読しているDUO3.0の英文なんです。
例えばmustなら
We must respect the will of the individual .
って文があります。これって信念でそうしなければならないってイメージが浮かび上がります。イラストならさしずめ…
「我々は、個人の意思を尊重しなければならない(キリッ)」て感じですね。
一方、have to だと
Bob has to get through this ordeal on his own.
というのがあります。
have to は「仕方がない」イメージなんで
日本人顔ですが青い顔している方がボブとして「ボブは自力でこの厳しい試練を乗り切らなければいけないんだ」と脇で見ているイメージですか。
ただ訳を見るだけじゃなく、何十回と音読した文章を元に文法のイメージを描くことができると、結構面白いですよ!
【DUO3.0を勉強したい人にぜひ参考にしてほしい記事、書いてみました】
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