DUO3.0の読みにくい英文を解説してみる (section 19編)

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この記事はDUO3.0の英文で、分かりにくい英文を section ごとに解説していきます。

今回は section 19 の英文を紹介します。この記事をご覧の方で「この英文が分からない!」という方は、コメント欄からリクエストをお願いします。随時更新、追加しますので。

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212. “Jane please do me a favor and give me a ride to Times Square.” “I wish I could,but I’m tied up right now.”

I wish I could についてです。この文章はいわゆる「仮定法過去」です。

以前も説明しましたが仮定法は実現不可能な内容を表します。時制は、現在のシチュエーションなら仮定法過去、過去の出来事を仮定するなら過去分詞形に変化します。

この場合も、現在のシチュエーションで「もし私ができたらいいのだけれど(ちょっと無理なんだよね)」という意味が込められているわけですね。

213.As usual Mike turned up on time. He’s very punctual.

何気ない文章ですが、ここで、現在形の基本を抑えちゃいましょう。

He’s very punctual. と現在形を用いることで、彼の時間に対する姿勢が一貫して正確なんだ、ということを示せます。

彼が時間通りにやってくるのも、彼が時間に対して正確なのもいつもそう、ということを表しているわけですね。

216.He recalled that a collision had been avoided by sheer luck.

had been avoided と過去完了形の形を用いていますが、これは完了、継続、経験で表されるものではなく、「過去の過去」である大過去の用法です。

回想している時よりも、衝突を避けたというエピソードがさらに過去だったということです。

219.My rusty Ford broke down, obstructing the intersection.

obstructing the intersection は分詞構文ですね。

書き換えると…

My rusty Ford broke down, and it obstructed the intersection. になります。この it はもちろん、My rusty Ford のことです。

DUO3.0では、文法の解説がほとんどないので、こういった側面からみなおすと、英文の応用が利きやすくなります。

そのほか、DUOの注意ポイントや、弱点などをまとめた『DUO3.0を50周してみた』は学習者の役に立つように書いてみた記事です。ぜひ参考にしてみて下さい。

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