この記事ではDUO3.0の英文解説をやっていきます。
今回はSection 20 です。
224.He contends that primitive life once existed on Mars.
主語は he で、動詞は contends 。that は発言している内容をまとめた節をつなぐ接続詞です。
英語で発言を表現するのに使うのは直接話法と間接話法があります。
発言をまとめる際には、” ”(ダブルクオーテーション)でナマの発言をくくってしまうのが直接話法。
この文のように that 節を使って趣旨を説明するのが間接話法です。
間接話法の際は代名詞の変化に気をつけ、本体との時制にズレがないようにすることが大事です。
例えば Smith said to me,”You are right.” (スミスは私に「君は正しい」といった)
という直接話法を間接話法に改めるときは、
Smith told me that I was right. (スミスは私が正しかったと言った)という風に太字部分が変化します。
229.A fund was set up with a view to preserving our endangered planet.
with a view to の to は前置詞。
前置詞は後ろに名詞を置く品詞なんで、後ろの動詞が名詞の形になり動名詞(~ing) になります。
大学入試だと似た意味で in order to (~するために)という言葉がありますが、こちらの to は不定詞なので、後ろに付く動詞は原型になるという点に注意です。
だからもし229の英文を in order to で書き換えるとすれば、
A fund was set up in order to preserve our endangered planet.
となります。
熟語の類では付属する動詞が変化したりすることがままあるので、理屈を抑えてから実例の英文ごと暗記しておくと楽です。
この英文ごと暗記するということを繰り返すと、ボキャブラリーを書いたり話したりする時に、文法を意識しなくても自然に正しい使い方が分かるため、特にオススメしています。
このようなストックを出来るだけ多く身体に刻みこんだ人が、語学センスのある人なんだろうと思います。
【参考】
当ブログの『DUO3.0を50周してみた』は、このロングセラーをいかに上手に使うか、という視点で、経験者の私がノウハウを集めた記事になっています。
後学の人にぜひ役立てて欲しいので、「マスターしたいけど使い方が分からない」とか「難しすぎるけどどうすればいいの?」みたいな人に役に立つと思うので参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事が面白かったらTwitterリツイートやシェアボタンでの応援よろしくお願いいたします。
コメント