先日、俳句研究会の定例会に取材に行きまして…人生初の一句をひねり出しました!
俳句を知らずに俳句を詠む
取材にお邪魔したら、会の人が喜んでいただきまして…
「ぜひ一句、書いてごらん!」と。
しかし、私、俳句というと「古池や 蛙飛び込む 水の音」しか知らないし、
575で並べるということ、季語が必要なことくらいしか知らない(´・ω・`)
でも、しかし「俳句を楽しむ人の考えを理解するためには、まずやってみよ」と落語の『雑俳』みたいになる危険を省みず、チャレンジした次第です。
スマホで季語を探して、勝手に状況をイメージ
もちろん、私は季語事典なんか持ってないのでその場で、スマホを操作し、
「アジサイがどうやら季語らしい」と検討を付けました。
で、今一番かわいい(と思ってるが、あんまり懐かれてない)姪が、最近やたら達者になった歩きでトコトコとアジサイに近づいている様を思い描いて、でれーッとしてる自分の伯父バカぶりを思い描き…
「あじさいへ 歩む姪子に 頬ゆるみ」と読んで、会長さんに添削をしてもらうと
頬ゆるみを「頬ゆるむ」にするとイイよ!とアドバイスを頂戴し
「あじさいへ 歩む姪子に 頬ゆるむ」と詠んでみた次第。まぁ…なんつーか捻りのない一句ではあります。
やってみたら、会員さんの句が輝いて見える
で、一回やってみたら、やっぱり経験者はスゴイ。
会員の皆さんの句を見ると言葉の使い方や言い回しがすごく面白くて上手い!
取材であることも半ば忘れて、一生懸命に「飛び入り」で「この句がいいな、いや、この句も捨てがたい!」といっちょ前に人の句を鑑賞し…
自分で入選、特選を選ばせてもらい、自分勝手に感想まで言って…大変楽しいひと時を過ごさせていただきました。
自分、文章は飯のタネにしていますけど、会員さんが言っていた「言葉の順番や構成で、イメージがガラリと変わる」という言葉がホント実感できました。
最初は、お客さん行儀でやっていたのですが、最後まであーでもない、こーでもない…と「取材」に熱中するうちに、なんだかんだで最後まで会に居ずっぱり。
こんな私を快く受け入れて取材までさせてもらって、感謝感激の至りでありました。
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