私が実践する、面白い本の探し方

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この記事では、誰でもできる「面白い本の探し方」を書きます。

本は毎年膨大な数が出版されるので、私たちの目の前に出てくるのはホンの一部です。

また、人の好みは結構固定していて「ひいきの作家の本」ばかりを買っていることに、ちょっと引け目を感じる人もいたりします。

私は、取材で出来るだけ役立つように関係ない本でもなんでも読む癖を付けています。

幅の広い知識があると、役に立つからです。そんな私自身が実践してる「当たりの本を見つける方法」を書いていきます。

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①100円で売ってる古本で「自分が絶対に読まなそうな本」を買う

まず、一番におススメしたいのは

「自分が読まなそうな本を買って読む」ことです。それもブックオフとかで1冊100円とかで売ってる本なんかがねらい目です。

例えば、私だと『ビブリア古書堂シリーズ』なんかは、なんとなく嫌だったので敬遠してました。

ミステリーそんなに好きじゃないし、何年か前に流行ってて、なんとなく流行に乗ったみたいな気がしたんで。

ただ、100円で最初の一冊を「まあ100円だからいっか」と購入。

そのまま手を付けることなく、一年以上放置していたのですが、流石に本がたまりすぎて、手放す前にちょっと読んでみるか…となり、そこからドハマりして、当時出版されたものを全巻一気読みしました。

そんな経験から「今の自分じゃ絶対読まなそうなもの」を一冊、古本屋で購入するようにしています。自分では、これを「ロマン枠」と称しています。

この前は山口百恵の『蒼い時』をこの枠で購入しました。まだ、手を付けていませんけど。

②難しそうな本にあえてチャレンジしてみる

①が「読書の幅を付ける」ものだとすると

②は「深く掘る」ために手を出すための本です。

個人的なものだと、ピケティの『21世紀の資本』とか、佐藤優さんの「マルクス関係」「宗教関係」の本、高橋洋一さんの経済本、歴史学者が書いた歴史書とかです。

チンプンカンプンになりそうな、そういう本も、

読んでみると、案外その面白みに気が付いて、何回も読み直して楽しめるものも中にはあります。上手く読むコツとしては「ちょっと知っている」ところからさらに掘っていくこと。

横山光輝の三国志が好きなら、正史の三国志を紐解くみたいな感じです。

個人的にこういう本を「チャレンジ枠」と称しています。

③著者のコメントが面白かったら、その人の本を読んでみる

私の本探しの軸で一番当たり確率が高いのは「ラジオ番組で話が面白かった人の本を追う」こと。

私は文化放送やTBSラジオなどをよく聞いているAMラジオリスナーなんですが、週日のAMラジオワイド番組だと、ゲストコーナーが必ずあります。

その中で時折、本を出した人がその話をしにインタビューコーナーに登場します。

そこで聞いた話が面白いなら、その人の本を買って読むんです。

ラジオ番組でインタビューを「面白い」と感じる時点で、著者との相性は相当いいんじゃないかな、と思います。

体感的には8割近い打率になりますね。

私だと、山田五郎さんが西洋美術の本を出したよって話を聞いて、その話が本当に面白かったので、『ヘンタイ美術館』を購入したり、

ラジオのゲストコーナーで「自分で捕まえたものを料理して食べる」茸本朗さんの話が面白かったので『野食ハンターの七転八倒日記』を読んでみたり。

どちらも、非常に面白く読めました。

あと、番組改編期だと、新しく知らないコメンテーターが出てきて、ニュース解説をしているケースもあるんで「この人の本を読んでみよう」となったりもします。

私だと、森永卓郎さんの息子さんで、同じく経済アナリストの森永康平さんが、このケースです。コロナウイルスと経済の話が非常に明快で、父親と違ってヘンな落ちを付けないところは尚いいですな(苦笑)

逆に、極端に打率が低いのは「人のおすすめ本」です

例えば雑誌『プレジデント』とかで特集してる「私が選ぶ10冊」とかはあまり当りがないです。また、新聞の書評なんかもそう。

何となく難しそうな本を格好つけて紹介している感がして…一応目を通して、こういう本は「チャレンジ枠」として候補に入れますけどね。

最後に…

以上、書いてきましたが

特におススメしたいのは③です。理由は、他の方法に比べて圧倒的に打率が高いから。

私は、話が面白くて本の紹介をしている番組は、メモを取ります。その場にメモ用紙が無くても、あとでradikoで聞き直して、書籍の名前を手帳の隅に書いておきます。

それが、また自分の探書リストとしてすごく便利なんで。

本って「相性」があると思います。「相性の悪いものをあえて読む」のも一つの方法ではあるのですが、どうせ読むなら面白いものを、という方には、③はすごくいいですよ。

ぜひ、お試しあれ。

 

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