音読は「英文を覚えて」からが本当の勝負

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新中学校3年生の英語教科書(開隆堂のSUNSHINE3)を音読し始めてもうすぐ半年になります。

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語学は長期記憶に格納するのが絶対に有利

各課200回を超える音読回数を重ねると、テキストを見ないで、そらんじられる場所もちょくちょく出てきます。これは以前からこのブログでご紹介しているのですが、

数多く同じ体験を重ねると、人間の脳はその情報を長期記憶に格納するようになるという性質を持っているからです。覚えよう、覚えようと思ってシャカリキにやるのも手なのですが、この長期記憶に格納されると簡単なことでは忘れません

同じ方法を使ってひたすらDUO3.0も音読しましたが、おそらく語学習得にはこの方法が一番なんじゃないかなと思います。

あと、100回もやれば全文暗唱もできるだろうな、と思います。

中途半端に英文を覚えると起こる変化

一方で、人間の頭って面白いもので、覚えた英文が少しずつ動き出すことがあります。

これは、他で暗記した英文があったりするとよく起こるようなのですが、ゆっくり思い出しながら、そらんじているときにしばしば、別の文章がつながる。自分でも「あれ?」と思っちゃう感じです。

似ているのは、まったく違う歌を無理やりつなげてしまうような状態ですね。

これは、思うにまだ例文の正確な刷り込みが足らないからだと思います。

テキストを見ないと読めなかったのと違い、なんとなく流しでできる余裕ができると、人って無意識に楽をしたがる。

適当に流してしまうと、効果は半減しますから、こういう時こそ原点に帰ってテキストを見て、ゆっくりはっきり音読する必要があるんだと思います。

また、筋トレなんかでも同じ種目(胸ならバーベルベンチプレスとか)ばかりやってると、行き詰まり感が出るときは、バーベルをダンベルに変えたりすると、行き詰まり感を脱出できるといいますし、

そういう時にはディクテーションや音読筆写なんかを混ぜて、刺激を変えるのがいいかもしれません。

ところで、音読を重ねた英文をディクテーションするということに、「なんか意味があるの?」と感じる人がいるかもしれません。

しかし、まったく知らない音声を書き出すという行為は、なかなかはかどらないし、何より嫌になる。これに関しては自分も失敗した経験があるから言うのですが、わからないものを繰り返し聞くよりも、わかる英語を増やすほうが、絶対に早いです。

しくじり英語学習法⑧~ディクテーション編
昔「リスニング能力が上がる」と聞いて、ディクテーションを取り入れたら、これが大失敗。なんでこうなった?を今の私が冷静にツッコミを入れました。腕立てできない人に100キロのベンチプレスができるわけないのと一緒です。

ともかく、英文が頭の中に入りました、はい完了!といかないのが、音読500回の奥深くもあり、一筋縄では行かないところではありますね。

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