最近は、エジプト考古学者の河江肖剰さんのYouTube動画にハマってる私。
古代エジプトのコンテンツをここまでガッツリ見ているのは、何年ぶりなんだろう…
そんな中、気になる動画が一つありまして…
それが、河江さんが、エジプトの国民食「コシャリ」のインスタント版、カップコシャリを食レポする、というものだった。
これをとある夜中に見たんですわ。
そうすると脳内が「コシャリ、コシャリ、コシャリ…」とささやきかけてくる。
で、たまらず動画内のリンクに行きますと、12個入1200円(送料別)という超リーズナブルな値段に…
どうしたんだ!?と半歩引いて見てみると、賞味期限が1か月以上前に終わった品だった。
定価74%ダウンという超捨て値で「もってけドロボー」状態となっていたのである…
しかし、私はボーイスカウト活動で、日々社会奉仕活動に従事(嘘)していた時に
隊の備蓄で、賞味期限から2年以上経過した「乾燥ショートパスタ、チェダーチーズ味」を
嬉々として持ち帰り、全部美味しく食べたという
輝かしい(謎)経歴がある。
そもそも賞味期限とは、美味しく食べる目安であり、食えないもんではない。
そんなわけで「インスタント食品だし、問題なし」と12個セットひと箱をポチっとしたのであった…
「カップコシャリ」早速食ってみた!
そしたら、早いね。木曜の夜にポチったら、土曜の昼にはもう届いた。
カップはかなり大ぶり。
早速包装を外して、蓋を開ける…んだが、蓋が固いぞ、これ…
中はこんな感じ。
カップの中には輪切り上になってるマカロニやレンズ豆、ちょろっとお米なんぞが入ってて
アルミ袋に入ったシーズニング、透明な大袋にフライドオニオン、小さな方にはチリパウダーが。
で、作り方を見ると、まずシーズニングだけ入れて、熱湯を注いで5分待つと。
シーズニングを入れて、湯を注ぐ、シーズニングは「カラムーチョ」の香りに似てて、実に私好み。
蓋を締めてふと見ると
Spoon inside と書いてあるのに気づいてギクッ!?
スプーン入ってたのかよ!?と慌てていたら、カップの側面に
フタにスプーン入りの記載がありますが、日本への輸入品にはスプーンは入っておりません。
と書いてあって、ホッとした。
しかし、このどことなく間が抜けたクオリティは、さすが細かなことに動じないエジプトの気質が反映されて…いるのだろうか。
そして、5分経過したら、フライドオニオンをドバっと投入…したいが、袋が固くて空かない。
日本の袋と違って、切れないのである。それでも、気合で開けて、ドバっと投入。
コレをよーくかき混ぜて、喰う!!
トマトの香りがして、なんか不思議だが、クセになる味わいである。
だが、なんか一味足りない。
ここはチリパウダーを投入だな、と袋を開けようとしたら…(以下同文)。
あと、チリパウダーが固まってる。開ける前に袋の上からもみほぐしてパウダー状にしてから
開けて、投入!
すると、味がよりスパイシーになり、おおっ!?旨いじゃん!!
公式サイトのおススメで味足し
で、公式サイトを見ていたら…
ご自宅にあるレモン果汁+酢+おろしニンニクを混ぜ即席で酸味ソース[ダッア]を作って、かけながら食べることでより美味しさが引き立ちます。
という表記があったんで、とりあえず自宅にあるニンニクチューブを出したものに
お酢を混ぜて、「なんちゃってダッア」を作り、ちょっと混ぜてみる。
うお!酢とニンニクが加わることで、さらに日本の味からは遠ざかったけど、これはこれでムチャクチャ旨い!!
そんなわけで、あっという間に完食。
腹持ちは…そんなにいい感じはしないなぁ。河江先生も、「コメが少ない、安いコシャリに似てる」と言っていたように、ご飯が少ない。
あとは、豆類だと、レンズ豆がガサっと入ってたけど、(個人的に好きな)ひよこ豆はあんまり入ってなさそうだ。
まぁ、それなら自宅の炊飯器でご飯とひよこ豆炊いて、カップコシャリをぶっかけりゃ
弱点を補強できまいか?とつい、思ってしまった。
でも、これ、美味しいですね。日本のメーカーがハラールとか、ビーガンとか無視して
商品化したら、より日本人好みのカップコシャリ、作れるんじゃない?
バカみたいに韓国食品推すよりも、コシャリ作ろうぜ、コシャリ!!
それにしても最初12個買って食い切れるかな?と思ってたけど、案外簡単に食べきれそうだし、私は気に入ったなぁ。
肉とか入ってないけど、十分満足できるし。量の割に軽いから、サクッと食べられる。
興味のある方はぜひ、お試しあれ!
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