この記事では
英語のリスニングが「超苦手」な人向けの練習法について書きます。
対象はさっぱり聞き取れないのに、
スクリプト(原稿)を見て「こんな簡単なことだったの」みたいな経験をした方。
また「リスニングに手も足も出なくて、一生懸命聞いてても一旦聞き落としたら付いていけない、というレベル」も想定しています
聞き取るためには、発音を鍛えること。
まず覚えていて欲しいのは
「聞くのが苦手だから」と言って、ひたすらリスニングを練習しても
ただ聞き取るだけだと「ほんとに」効果が上がらないということです。
コレは私自身が嫌ってほど経験したから分かるんですけど、
CDをただひたすら「聞いても」リスニングが全然向上しなかったから断言できます。
一方で、それまでのやり方を捨てて、
音読を取り入れてみたところ、それに付随してリスニング力も伸びてきました。
実際に自分の口で発音していると、耳も出来上がってくる、ということなんです。
オススメはいきなり発音をマスターしちゃうこと
発音ができれば「聞き取り」が簡単になります。
例えばLとR、SとSH、THなどの発音ができると聞き分けられるようになるんですよね。
そのために最初に発音をマスターしてしまうと、その後がホント楽になる。
リスニングを拗らせている人は、我流の発音をまず直すのが先決。
まわり道に見えるかもしれないけど、絶対そっちが近道だと思います。
最近はYouTubeなどでもこういった
発音を改善してリスニングを良くすることを目的とした動画も多いので、
参考にするのも手だと思います。
フォニックスをマスターしたら中一レベルから音読して発音を置き換えるのが超オススメ
実は私も says の発音を間違えていました。
それに気づいたのは40近くなってから。
レベルの高いリスニング教材を使っているとそんなことにも気づく余裕がなくなります。
中学レベルは「普段必ず使う」ところのオンパレードなんで、ここを我流で固めてしまうと、自覚がない分直すのはかなり厄介です。
だから、「全くダメ」なら一から作り直した方が早いかもと思います。
オススメはNHKのラジオ講座ですね。
『基礎英語』は1日の量が決まっているので、毎日聞いて練習すると、ペースが作りやすいと思います。
中学校卒業くらいまでレベルが上げられたら多分、リスニング力はかなり上がっていると思いますよ。
「日本語にいちいち置き換えない」クセを付ける
中年以上だと「英文解釈」で英語を学んだ人が多いので、返り読みや訳読をリスニングにもしちゃうクセが付いてることが多いです。
だけど、ネイティブは「頭から」聞いて理解している。
難しい、と思うかもしれないけど中一レベルから音読をしていけば、出来るようになります。
リズムと発音、強弱を意識して真似るために「ゆっくり」音読する
早く喋れると、いかにもペラペラな感じに見えますが
スピードは追わないで、正確に音を再現する努力をした方が上達は早いと思います。
リズムや強弱が捕まえられれば、早い発音でも必ず聞き取れるようになるので、
ゆっくり、繰り返し音読して正確な発音とリズムを体得した方が伸び代が大きいです。
一番やっちゃいけないのは、スピードについて行こうとして発音やリズムがめちゃくちゃになることだと思います。
私もこんな練習してたんですが、
わざわざ悪い発音のクセを付けることになったなぁ、と反省しています。
まとめ
リスニングが苦手な人は
①発音が出来るようになるとリスニング力も同時に付く。リスニングだけを鍛えようと思ってもうまくいかない
②なので、まず発音からやり直すのがオススメ
②発音を覚えたら、中学レベルのシンプルな英文を何回も音読してこれまでの発音と「英語の発音とリズム」を置き換えていく
【参考】
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