音読から暗唱に移行するためのトレーニング

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2021年4月から改定された開隆堂の『SUNSHINE3』を500回音読するトレーニングを続けています。

教科書の各プログラムの英文パートと、Readingを集中的に音読してきました。それぞれ、200回を超える回数まで、音読で読み込んでいます。

おそらく、現役の中学生でも、ここまで読み込んでいる子はそんなに多くないのではないでしょうか?

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音読だけで200回を超えて出てきた変化

音読やりこんだ経験のない人には「どのような変化が出るのか?」が一番の興味だと思います。

簡単に言えば、「英文を体で覚えだす」ということです。

私は音読を繰り返しているときには、英文を覚えよう、丸暗記しようという意識は働かせていません。しかし、200回も音読していれば、リズムで覚えてきてしまう。

この「覚えている」感覚が大事なんです。

ガムシャラに覚えようとしないで、回数を徹底的に重ねてこのレベルに到達すると、簡単にはわすれません。まして音読は「目で見た」英文を「口を使って発音」し「自分の耳」で聞き取るという、自分の感覚を総動員する訓練法なので、これに回数が重なれば、むしろ覚えられないほうが不思議なのです。

ただし、注意してほしいのはこのようになるためには「英文の意味がある程度わかっていること」が前提になります。

単語も熟語も、文法もわからず、文字を読んでも、それは全く役に立ちません。

現役の学生さんなら、授業で英文の意味を取った後、その英文を徹底的に朗読して体にしみこませるのに、音読はメチャクチャ役に立つのです。

リズムよく音読できたら、試したいLook up and sayトレーニング

ここで、もし余裕があったら試したいのが、Look up and sayトレーニングです。

まずテキストを見ながら英文を音読して、同じ文を今度はテキストから目を離して、一文単位でそらんじてみるというものです。

英文を音読していきなり暗唱をするのはかなり無理があるし、リズム感なんかもなくなってしまうので音読にも悪影響が出やすいです。

しかし、このトレーニングなら、一回音読した場所をもう一度見ないでさらう、というやり方なんで、ある程度音読になれたらできるようになると思います。

そして、もしこれが1文ラクラクこなせるようになったら、徐々に文章を伸ばしていきます。

そのようにしてトレーニングを続けていくと、いつの間にか全文暗唱も可能になります。

もし、スピーチなどで英文を暗唱しなければならない、という人は段階を踏んでいけば、確実に覚えられるお手軽な方法なんで、興味のある人はぜひ、チャレンジしてみてください。

【音読500回プロジェクトのバックナンバーはこちら↓の画像をクリック】

 

 

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