先週の土曜日から、新しい中3英語教科書を教材に音読練習をしています。昔やった『音読500回プロジェクト』同様、1年で500回音読を目指しています。
今回の相方は、令和3年度版の『Sunshine3』です。
で、音読を行うのに適した部分が11本あったのですが、
この中で Further Reading の2本はどうしても音源が見つからず、収録されている授業用CDは4万円という超高値!
そこでこの2本は、いったん外して残りの9本分を音読することにしました。
これなら、教科書のQRコードから音源が手に入るんで。スピードが遅いのが玉にキズですが、発音の矯正だと思って利用しています。
音読を始めて、感じた中3レベルの違い
とまぁ、1日1課を15回を自分に課して音読を開始したわけです。やり方は
⓵音源を聞く(聞く時はノーカン)
②真似をして本文を朗読
③音源を意識しながらやや早めに音読
をこなしていきました。
やってて、感じたのが「前の平成30年版に比べて、単語が難しいな」ということでした。
自分が学生のときだと、高校で習った単語やフレーズが文章のあちこちに出てくるようになっていました。
まぁ、以前別の記事でも書いたんですけど、私は1978(昭和53)年生まれで、一番中学英語の単語数が少ない時代だったんです。
もし、当時の自分を連れてきて読ませたら、辞書を引き引き読まないと読めないんじゃないかな。
今の英文、レベル高くなってるなぁ…と感じました。
これは、前の教科書で中2まで習い、今年から教科書が新しくなる新中3生も気をつけて欲しいんだけど、教科書が急に難しくなったと感じるかもしれないですね。
だから、特に新出単語なんかは念入りに覚えた方がいいと思います。
文法事項もこれまでなら高校で習う仮定法や
使役動詞などで使われる不定詞の原形用法なんかも盛り込まれていて、学習者はもちろん、指導者の負荷もかなり上がったと思います。
トピックが面白いから音読が進む
内容なんですけど、キャラ弁や海洋プラスチックごみ、AIといった内容が新たに加わりました。前回から引き継がれた内容としては、太平洋戦争中の動物園を書いた『かわいそうなぞう』や、マララさんの話が入っています。
新しい話題が出てくれば、新しい単語が入ってくるのは必然で、そういう単語は「へー、こういう言い方をするのか」と思うものが結構あるのが面白い。
なんか、今の3年生がこういう英文を読んでいるのか、と思うと、中々新鮮だし、自分の知識もアップデートされるみたいでいいですね。
久しぶりの音読ですが最初の1回目はかなり、つっかえるのですが、徐々にスムーズになっていって締めの1回はかなりキレイに音読ができるようになっています。
1年後の500回目には、かなりいい感じにはなっているかなと手ごたえを感じていますよ。
QRコードは便利だけど、フォニックスは残して欲しかった
そして、新教科書にはこれまでにないものが盛り込まれていまして…それが、スマホを使って音声を聞けるQRコードが印刷されていることです。
これはイイですよ。自分も、音読やる前にiPhoneで読み取って聞きます。
ただ、注文としては「ノーマルスピード」の音声も欲しかったなぁと思います。
かなりゆっくり読み上げるし、段落ごとに数字を打ってる場合だと、いちいち数字を読み上げるのもやや興ざめですね。
一方で、以前の教科書にあった、新出単語欄の音声記号(フォニックス)が全削除されたのは良くないかなぁと思います。
あれって結構便利なんですよ。地名とか、料理とかの読み方が分からないとき、フォニックス見れば分かるのに…
そんなわけで、分からない単語対策に、お休みしていた電子辞書(カシオのエクスワード)も引っ張り出しました。紙の辞書に比べてすぐ引けるし、単語の発音も出るからそこだけちょこっと調べるのに便利です。
今週の音読
PROGRAM1~7…15回
Reading1…15回
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中学校英語を500回音読した私が、当時どのような変化が出たかをまとめてみた…2011年ごろにやった前回の『音読500回プロジェクト』のまとめ記事です。音読がどんだけ役に立つかをまとめているので、下のアイキャッチをクリックして読んでみて下さい。
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