この記事では、先日お話を伺った100歳のおばあちゃんのお話から、元気で楽しく生きるコツをまとめてみました。
実際にお会いすると、背筋もしゃんとして、言葉もハッキリ。
耳もいいし、杖なんか使ったことないと話す姿に「あー、こんな歳の取り方したいな」と感じ入った次第です。
姿勢に気をつける
最初に聞いたのが「背筋を伸ばす」こと。
ただ、背筋を伸ばしてというとウチらは背中を意識しますけど、この方は一風変わった場所を意識するとのこと。
それは「お尻の穴」。ここをキュッと締めると自然に身体の姿勢が整うとのこと。
そういえば、プロのアスリートも体幹を整えるために中心を意識した身体の使い方を意識すると話していたなぁ、と。だからおばあちゃん、腰も曲がらず杖も使わないでスタスタ歩ける。
本より、人に会う
話を聞いてて「あ、この人本好きかな?」と思いました。
本を読む人は、話が具体的なんですよ。普段から言語化されてるものを取り入れていると、自分の話がより言葉に変わってきやすくなる。で、話も自然形容詞でなく、文章で話すようになるんです。
ちょっと気になって話を向けてみると
やっぱり本好きだったとのことで、若い頃はかなりガッツリ読んでたとのこと。
しかし、最近は「人に会って話す」ことを心がけているんだとか。
このおばあちゃんは、今も週に何日か仕事をしていて、仕事するのを楽しみにしているとのこと。
仕事をしてれば、職場の人とはもちろん、接客でお店に来る人と話したりするわけでそれが楽しい、と話します。
グチは言わない、楽しいことを話す
人と会う、話すと言ってもいつも同じ人とお茶飲み話だと
次第に話すことがなくなって誰かの噂話とか、自分のグチとかが増えてあまり良くないんだと言います。
どんどん考えが内向きに行ってしまうので。
だからとにかく話は明るいことを話しているんだそう。
言葉の力は侮れませんからね。徐々に言葉に引っ張られて、毎日楽しく暮らせるとのこと。
仕事をする。「自分が役に立ってる」を実感できる
おばあちゃんは、週に何日か仕事をしていると書きましたが、別に経済的にそうしないといけないわけでない。
じゃ、なんで仕事をするのか?
「自分が世の中の役に立っている」ことが張りになるからだと言います。
これは、以前お会いしたスクールガードリーダーの人も同じなのですけど、この気持ちホントに大事なんだなと。
私もよく思ってたんですが、まだまだ元気な人が施設に入ると、退屈すぎて元気がなくなるパターンあるよな、と。
晩年のノムさんもテレビを一日中見てたみたいですしね。
ウチの両親も、孫が生まれてイキイキとしてますが、それって「この子に何かしてやりたい」みたいなことが生きがいになってるんだろうな、と。
ただ、孫も大きくなると中々会えなくなる。
だから、それをさらに広げて「仕事で人の役に立つ」という実感は張りとともに、
「いつまでも元気で働けるように身体に気をつけよう」という意識付けに役立ってると言います。
仕事場で彼女はもちろん最高齢で、
「100歳であれだけ元気なんだから」と若手(?)のおじいちゃん、おばあちゃんたちのリスペクトの対象になってるとのこと。
また、おばあちゃんはお仕事で老人ホームに行くこともあるそうですが、100歳超えてバンバン働いてると知ると、自分より年下のひとがビックリして「どうしてそんなに元気なのか」と聞かれることも珍しくないそうです。
そこで、自分の元気の秘けつを伝授するのが、また楽しいとのこと。そして、仕事を続けるために、もっと健康に気を使っていきたい、と意識するようになったそうです。
みんなの「スゴイ」「真似したい」という視線がますますおばあちゃんを元気いっぱいにする好循環が効いてると、職場の責任者も笑顔で話していました。
まとめ
①見た目は大事。姿勢を整える
②人に会う
③グチは言わない、楽しいことを話す
④仕事を通して「自分は役に立っている」「役に立つために元気でいよう」と努力する
まぁ、私は40代なんですが、マインドはこのおばあちゃんよりかなり守りに入っちゃってるな、と猛省しました。
私はこのおばあちゃんよりかは、多分残り時間が多いのですが、もっとこのおばあちゃんを見習ってもっと頑張らないといけないな、と思った次第です。
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