中学校の英語の教科書を音読してみよう、と始めてだいたい1か月が過ぎました。
1ヶ月続けての手ごたえ
昨日から音読は4周目に入りました。
暗記は、というとそんなにしてないですね。大昔、学生時代だったなら「全然覚えられない」と相当焦ったと思いますが、今はそんなでもありません。
文章が自分の発話で音になり、英語のリズムをキチンと刻んで、脳内でイメージができているという手ごたえは十分に感じています。
音読を繰り返していると、英語→日本語→イメージではなく、英語→イメージで直接できていきます。
この日本語を介在させないというのが、語学では超大事だったりしまして…
一手少ない分だけ、リスニングやリーディングなんかでもやっぱり有利だと思います。
中学の英語を理解するために、自分の文法、語法知識を総動員!
かといって、そこまでの道って決して平たんではないですね。
以前の500回音読の時もそうだったんですが、音読を繰り返していくと必ず「あれ、これはどういう事?」という疑問が湧くからです。
今回も、ふとした疑問が出ることがありまして、そういったのは、本文には書きこまず、欄外の空白のところにちょこっとメモで残しておくんです。
ここで、ちょっと浮かんだ疑問は、
英文の That many?(そんなにたくさん?)という表現についてでした。
これ、もし自分なら So many? ってやるかなぁ。それでも、まぁ話の筋にハズレはしないとおもうんです。
でも、ここでは That many? になっている。では、 So many? と That many? ではどのようにニュアンスが違うのか?
こういう事を調べていくわけです。そしてこれが、結構な難問でした。
まずは文法の内容なら手持ちのFORESTですが、ここには該当する内容はナシ。ついで、辞書にもあたってみたのですが、これがイマイチ、腑に落ちない。
最終手段でネットを使いました。そうすると、このページにそれっぽい内容が…
It is not that important. とIt is not so important.では意味はほとんど同じで、どちらも良く使われます。同じ「そんなに」という意味でも、that の方は「過去にその大切さが話題になった」ことが意識されている感覚となります。
この英文だと、一つ前の文章で、
「日本には2千種類の駅弁がある」ということを話しているので、
その2千種類に「うわ、すげー」という意味が so よりもやや強い that を使って、
That many? が使われているのか?と推測したわけです。
同じ意味の言葉は2つない、と考えるとイメージがより強くなる
これは、大人になってソコソコ英語に親しむようになって気づいたことなんですが、
ニュアンスや使用場面まで、全くぴったりと重なり合う表現というのは存在しないんです。
例えば、私の学生時代だと、must と have to はどちらも「~しなければならない」と教わりましたが、
have to は「人に言われて、やむにやまれず」みたいなイメージがある一方で
must は「宗教や道徳、戒律などの」もっと内的な理由での義務みたいなイメージが付いています。
そういった、言葉のニュアンスを丁寧にさらっていって、音読を繰り返すと、
「なぜ、ここでこの表現が使われたか」も分かるし、イメージもよりクッキリ描き出せるのです。
そして、私の場合こういった事に気づくには、しつっこくシンプルな英文を音読している時によく気づくことが多い。
大学受験の英語だったりすると、どうしても日本語で訳して意味を捉えたくなる悪癖が顔を出してしまうんですよ。
それにしても、前回の音読500回に比べて、英文の覚えが悪い。少々手間はかかるけど、音読筆写もそろそろやらなきゃな、と思います。
【今週までの各課の音読累計】
PROGRAM1~2…累計60回
PROGRAM3~7、Reading1・2…累計45回
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