この記事では、明治・大正・昭和の3天皇のエピソード記事をまとめて紹介します。
近代国家の立憲君主時代の3天皇ですが、個性は三者三様で、実に面白いです。
また、私自身色んな文献を読んでは新しいエピソードを発掘しているので
各記事は常に加筆修正をおこなっています。
明治天皇の「和む」エピソード集
まず、5か条のご誓文をはじめ、近代国家日本の礎を体現し、
「大帝」といわれた明治天皇のエピソード集をご紹介。
基本、明治維新以前の天皇とはガラリと変わり、率先垂範で質実剛健で自らを律した明治天皇。
ただ、時折見せるエピソードはメチャクチャ茶目っ気たっぷりなんで、残されたエピソードから一本記事を書きました。
今さら人に聞けない『教育勅語』を考える
次は、今でも時折否定的なニュアンスで取り上げられがちな
教育勅語について、中身を見てみよう、と書いた記事です。
西洋の技術がバンバン入ってくる時期になって、改めて日本の心のよりどころをどこに置くか?
そんな問題が出てきたことから、発表されたものです。
この勅語の秀逸な所って、やっぱりどんな宗教を信じていてもすっと入ってくることですね。
個々の道徳から世の中の生き方、日本国民としてどうするか、といった問題に話を広げていくあたりは実によくできていると個人的に思っています。
世が世なら人気者!大正天皇エピソード集
私が友達にしたい人ナンバーワンと勝手に思ってる
気さくさが魅力の大正天皇エピソードをツラツラと書いてみました。
在位15年という、明治と昭和という長い時代に挟まれた短い時代ですが、父君の明治天皇のように
というプレッシャーを常に感じつつも、一人の人間としてもっと知られて欲しいな、と考えて書いた記事です。
聞き取りだから読みやすい『母宮 貞明皇后とその時代』
大正天皇が即位後15年で崩御して、
息子の昭和天皇が若くして天皇になった際、
実は皇太后の立場からバックアップしたのが大正天皇妃の貞明皇后です。
彼女を詳しく知る三笠宮殿下夫妻に聞き取りインタビューして、まとめてある一冊で
話し言葉であることから実に読みやすいです。
また、本の中では三笠宮崇仁殿下には、平成の時代に双子の妹がいる、という報道がされたことがありますが、明確に否定されています。
本も面白いので是非ご一読ください。
昭和天皇のお財布事情が超面白い…奥野修司『皇室財産』
ブログタイトルこそ、昭和天皇のお財布事情となっていますが、戦前戦後の皇室の経済状態を読み解いた、奥野修司さんの「皇室財産」という本を読み解いた記事です。
現在も宮内庁はありますが、戦前の宮内省は政府の干渉を受けない完全独立をした省であり1都6県の面積に相当する山林や、国内企業、植民地経営にかかわる企業の株式などを持ち
省の職員は5000人を超える超大所帯でした。
しかし、戦前から収益は、下賜という形で民に贈るための原資であり、結局贅沢に使えなかった。
戦後は、その莫大な資産を国に譲り渡し、今度は毎年国から予算を貰う形に変化しました。
知っているようで知らないこの辺の事情を、一番激変した昭和天皇の時代を軸に読みといてみたわけです。
昭和天皇エピソード記事ランキング
在位64年、88歳と長生きされ、私自身が自他認めるくらい昭和天皇大好き人間ですから、
このブログにも昭和天皇関連記事を大分書き溜めております。
せっかくだから複数の記事を読まれている順に紹介したら、「面白くて親しみやすい」と大変好評を得るシリーズになりました。
この記事も随時書き直しを行っています。
天皇の後継者問題~明治から昭和
明治天皇は男児が夭折したことから、中々後継ぎに恵まれない悩みがありました。
4男に恵まれた大正天皇の次に昭和天皇が即位しますが
昭和天皇のお子様は今の上皇陛下がご誕生するまで、女の子続きでやっぱり後継者不在に頭を悩まされます。
男女問わず子どもはかわいいモノですが、皇統は守らなくちゃいけないという
今の問題に共通する悩みを感じて、一本にまとめました
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