先日、YouTube チャンネル「きまぐれクック」で
「100均にある包丁やまな板シートを使って台所を汚さず鯛をさばく」
というのがあって「あ、コレならワイにも出来そう」と思ったんで
メモがわりに記事にしておきます。
「きまぐれクック」のかねこさん、初心者向け動画を出す!
これまで「きまぐれクック」では、かねこさんの手際を鑑賞するのが、主なポイントになってました。
ただ、それでも「捌く前にウロコを取る意味」とか、様々な豆知識を毎回出して「みんなにお魚を捌いて食べてもらおう」という心意気が伝わるチャンネルで
そこがまた、魅力だったりするわけです。
(まぁ一番共感するのは「銀色のヤツ」にうめ~とうなってるところなんですがね)
そんなかねこさん、先日あげた動画で「まだ、初心者向けには足りない。もっと徹底的に初心者目線で寄せて行こう」と投稿した動画がこれ!
これがホントよくできてるんで、記事を書いて布教に励もうかと思った次第です。
感心したポイント1:お財布に優しい100均アイテムで「捌いてく!」
普段のかねこさんは、手入れの行き届いている出刃や柳葉とかを使って、みごとなお魚料理を作っているんですが
私の家みたいに、万能包丁一本なんてお家もあったりする。
そんなわけで「そういう道具を揃えないと出来ないのかな?」と早合点してました。
そこで、かねこさんは、使う道具を全部「100円均一」で揃えたうえで、それを使って鯛をさばくというアイデアを考えたみたい。
コレは確かに、ありがたい。全部揃えたって2000円はしないでしょうし。
感心したポイント2:家庭事情にバッチリ配慮して「捌いてく!」
魚を捌く際に、一番大事なのは「ウロコを取ったりするときにキッチンが汚れないか?」とか
「手についた臭いはどうやって取るか?」と言った細々とした手間だと思うんです。
彼のように専用のシンクがある撮影スタジオでというわけでなく、普段使いの狭い台所でやるとなると
後片付けもバカにならない。そんなわけで
ウロコが飛び散らないウロコのかき方、とかとことんコチラ目線で捌き方を教えてくれるのがいい!
あと、魚のにおいを取る時の「裏ワザ」は思わずへぇ!?と思うのもありました。
感心したポイント3:ケガを防ぐ方法で「捌いてく!」
で、100均の包丁をつかったり、ウロコを飛び散らないようにする工夫をする際に
ケガしやすそうな場所がいくつか出てくるんで、
ケガ予防法をバッチリ教えてくれる。
例えば「捌く時には軍手を使う」「手指にグサッと差しそうなひれの鋭い部分はキッチンバサミを使って事前に処理」など。
もう、それこそ初心者がやらかしそうなポイントをバッチリ抑えてくれる。
見てて、自分でイサキを捌いた時の事を思い出しましたが、ここまでキチンと分析してくれると
安心だなと思います。
感心するポイント4:誰でもできるレベルまでダウンさせて「捌いてく!」
さらに、ありがたいのは初心者には難しすぎる所はバッサリショートカットしているところ。
頭を落とすときに、包丁で断ち切らず手で折りとったり
三枚におろすときに、腹骨を包丁で断ち切らずにキッチンバサミをつかったりする。
鯛の頭を2つに割る「カブト割」もバッサリ、ショートカット。
でも、えらを外す方法、頭の使い方はチャンと教えてくれる親切設計で
刺身を引くだけでなく、「食べられる場所は使ってほしい」というメッセージを明確に感じます。
で、皮の引き方も普段かねこさんがやっている「慣れたやり方」ではなく、
初心者でも引きやすい方法に、あえてダウングレード。
ここまで丁寧なやり方って、そうそうないんじゃなかろうか?
感心したポイント5:大事なトコロをキチンと説明して「捌いてく!」
包丁を使って魚を三枚におろすときの包丁の刃の使い方って、完全に自己流になりがちで
そうすると私が生まれて初めて三枚おろしにしたときみたいに、「あら汁の具」を大量発生させることにもなりかねない。
もちろん、そういうのを経験しながら数をこなせばいいというのは分かるけど。
だから、包丁の刃の当て方、動かし方まで丁寧に指導してもらえると、どこが上手くないのかが割と分かって楽しい。
また、タイって「骨が堅いから」100均包丁で断ち切れるほどやわではなく、身も割れにくいという身質を考えて
(私の知り合いも「鯛は骨が堅いから、案外初心者向け」とはなしてた)
そういう所まで考え抜かれた魚のチョイスだと私は一人合点した次第です。
そんなわけでザッとポイントを上げさせてもらいましたが、ここまで丁寧だと
「休日に自分でタイを捌いてお刺身を楽しむ」という夢が案外簡単に楽しめそうという希望が出てきました。
動画何回も見て、自分でもチャレンジしたいなと改めて思います。
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