2024年、1月27日。早いもので、私も46歳の誕生日を迎えました。
なんか、ついこの間友達とファミコンやってたような気がするのにそれがもう50歳という年齢が
近未来に迫りつつあります。
仕事から帰ってきてやるのはiDeCoの結果分析
そんな誕生日、しかも土曜日ではありますが…私、仕事を終えての帰宅後にこの原稿を書いています。
それは、7年前に始めた個人型確定拠出年金(iDeCo)の運用成績の公表。
私の運用はシンプルかつ徹底的に怠け者で、世界株のインデックスファンドを毎月、23000円積み立てるだけで、あとは一切、いじらないというものです。
途中で利益確定を一切せず、ただひたすら積み立てるだけでどれだけの成績が上がるかをウソ無しで書いたら
今、新NISAで「投資信託の積み立て」をやろうかなぁ、という人に割と有益な情報じゃないかなと思います。
ちなみに昨年1年の運用成績はコチラをご覧ください。
昨年一年は、割とあっけなかった
さて、昨年の出来事を整理しますと…
5月8日に新型コロナウィルスの感染症法上の位置づけがインフルエンザウィルス並みの「5類」となりました。
そして、4年間封印され続けたお祭りなどの行事が順次復活となり、新聞記者のお仕事でも「4年ぶりに復活」が見出しに踊ることになり
本当に嬉しかったものです。
一方「新型コロナウィルス」の大波を乗り越えて、世界中でインフレぎみの状態となりました。各国の中央銀行はコロナ対策で行った金融緩和や財政出動の出口戦略を実施しています。
しかし、積み立ての妙味とは…「どんな時でも黙々と積み立てる」という人間の危機本能に反することを機械的にやってしまうことです。
世界経済がコロナでストップを起こし、そこから立ち直ってちょっと過熱気味となり…
モリタクさんあたりが「バブルだ~!!!」と言っても着々と積んでいく、その数字をそろそろ出していくことにしましょう。
7年目の数字は…見込みの利回りをアウトパフォーム
今回は、まず投資対象だった「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」の1年間の利回りを公表します。
2022年12月~2023年12月の間の利回りは、29.45%。
3割近い上げ幅を記録しました。通常は4~6%なんで、メチャクチャな上げ幅と言えると思います。
そんな中、私の運用成績をあげてまいりますと…
これまでの積立額、1,656,000円に、今年一年積み立てた276,000円を足すと、
2024年1月現在は総額1,932,000円になりました(管理手数料は投資前に引かれます)
一方で、運用(といっても、件のインデックスファンドを買っただけ)で得た利益を含めた総額は
2024年1月27日現在、3,170,072円になりました。
運用で上がっている含み利益は1,238,072円です。
昨年の含み利益が550,353円ですから、一年間ほったらかしておいたことで(昨年1年分の積み立て分の値上がり益を無視すると)含み益は+687,719円となり
124%の含み益増になっていることになります。案外エグい数字で驚きませんか?
例によって、カシオの複利計算で計算しますと、こんな数字が出ます。
複利でも年率7.3305%の数字になりました。先ほどは通常は4~6%なんで、いかにこの一年がぶっ飛んだ数字か、
たとえ経済危機が起ころうとも、積み立てをやる意味はここにある!
これからも、新型コロナのようなパンデミックは起こりうる事態ですし、日本にいれば大地震に津波に台風と、天災を経験せずに一生を過ごすことは稀だと思われます。
また、景気後退などの出来事も必ず起こることでしょう。
でも、私はノンビリ構えています。その理由がコレなのです。
実は、この下がってからの上昇までをずーーーーっと積み立てると、上がった時の含み益がダイナミックに増えるというのは、数年単位で積み立てをやらないと中々実感できないところでして…
でも、一回やっちゃうと、たとえ一時的に大きな下げに見舞われていても、
「次上がるまでの力を蓄えているんだ」とポジティブに見守ることができます。
投資、というと下がったら買いを入れ、上がったら売って利益確定というイメージがあり、メディアでもそれが当たり前のように言われていますが
タレントの厚切りジェイソン氏が著書の中で語るように、投資はライフスタイルの一部としてずーーっと続けることである、という考え方はもっと知られていいと思います。
【参考記事】
私は、機関投資家のように数十億を右から左に動かすことも、AIを使った取引のように1秒に100回も取引するようなスピードも持っていませんが
それでも、キチンと結果を残せるのは単純に「待てる」からです。待つだけでなく、その間も淡々と積み立てられるからです。
1年1年決算をして、そのたびに責任を問われないから、彼らのような「きわどい手」を使わなくても、まぁまぁな数字が上がるというわけです。
これからは、新NISAのようなシステムが整ってくると、今までの投資のイメージのまま怖がったり、逆にそっちに行っちゃうような人も出てくると思います。
だけど、それだと持たないと思うんですよね、個人だと。
そんな人にとって、この1年に一度の記事が、多少なりともイメージづくりに役立ったら、個人的にこれほどうれしいことはない、と思っております。
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事が面白かったらTwitterリツイートやシェアボタンでの応援よろしくお願いいたします。
コメント