中学レベルだからこそ、丁寧に単語を調べる!

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中学3年で使う英語教科書を音読していると、意味は分かってもどんな違いがあるのか、そこまで考えちゃうことが良くあります。

今日音読したのは、海洋のプラスティックごみを取り上げた PROGRAM6”The Great Pacific Garbage Patch” でした。

ここで、ゴミは大体 garbage で表記されているのですが、たった1ヵ所だけゴミを trash で表現されているところがあります。それは80ページの

The cleanup system Boyan invented collects plastic trash in the ocean.

の一文。なぜか、ここだけが trash を用いています。

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意味なら分かるけど、ではなんか違いがあるのか!?

一応私も大学受験を通って現在に至っておりますので、garbage も trash も「ゴミ」を表していることは秒で分かるんです。

だけど、最近年齢を重ねたせいか、どんどん疑り深くなってまいりました。

「もし、ゴミだけならどちらか1語あれば足りるだろうに、なんで2語を使っているのか?なにかニュアンスに違いでもあるんじゃない?」と。

そんなわけで、音読をやってるときに、教科書の片隅にこんな書きつけをしておきました。

trash と garbage のちがいは?

そして、音読が終わったら早速手持ちの電子辞書を引いてみたのですが、該当する記述がありませんでした。

そんなわけで、近くの図書館にある辞書も使って、疑問に答えてくれる記述を探します。

ウィズダムに該当するか所を見つける

すると、蔵書のウィズダム英和辞典4版(2019年)に、このような語法解説がありました。

garbage は(主に米)で、特に台所で出るごみ(生ごみ・空き 缶・空き容器など)を、

trash は (米)で、部屋で出る乾燥したごみ(紙くず・包装紙・ダンボールなど)を主にさす。

rubbish は (主に英)で、garbage, trash を含む身の回りのごみ・くずをいう。

litter は道路などの公共の場に散乱したごみ・くず。

waste は一般[産業]廃棄物・排水・排泄(はいせつ)物といった不用になったものをいい、時に再利用もされる。

refuse は((かたく)) で、家庭ごみから事業系ごみまで廃棄物を広く意味する。

これを読んでいて考えたのは、この教科書の英語は米語を使っているなということと、ゴミでもニュアンスによって garbage や trash だけじゃなく、rubbish、litter 、waste、 refuse などもあるんだな、と。

この英文で使われるゴミだと、garbage と trash の両方が関わりそうなので(例えば空き容器ならgarbage だし、タバコの包装フィルムなんかは trash に当てはまりそう)なあいまいな概念なんで

一応、使えるよというサインがわりに trash の単語も混ぜたんかなぁ、と。

必要な部分だけを教科書に抜き書き

で、大変勉強になった項目なんですが、とりあえず教科書には最低限の記述だけをいれることにします。

さっき書き添えた疑問をいったん消して…あらたに辞書で調べた内容を書き加えました。

rubbish は教科書には入っていない単語ですが、イギリスでは両方を兼ねるとあるのでそこを意識するために追記。

教科書の余白は全部書き込むには狭すぎますが、これでもまぁ必要十分な内容かなと思いまして。

こんな感じで、中学校の教科書を自分なりに深堀りをしています。

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